行動に移さなくても浮気になる
浮気は心の中で起きる
「行動に起こしていないから良い」と思うかもしれませんが、そういう問題ではありません。潜在意識下では、行動に起こしていることと起こしていないことは、同様に扱われます。ですので、パートナーが既にいる方が、パートナー以外に思いを馳せるのは、互いの浮気を現実化してしまう可能性が高くなるのです。
もう少し、具体的に説明します。あなたがパートナー以外に惹かれている時。あなたのパートナーは、はっきりとではないにせよ、あなたからの愛情が自分以外に注がれていることを感じます。なぜなら、これまで固定的に注がれていた気持ちが、どこか違い部分に行っているのを察知できるからです。つまり、気が違うところに漏れている。漏れているから、ふわふわと分散してしまっている。分散して、空気中に浮いてしまっている……すなわち、「浮気」ということです。
浮気イコール悪いことではない?
さて、ここまで浮気が潜在意識下でどのようになっているかを説明しました。ここで今一度考えて欲しいのですが、浮気は本当に悪いことなのでしょうか?私としては、パートナーと互いに「別の異性との関係を持つ」ということに納得しているのであれば、まったく問題はないと思います。問題があるとすれば、パートナーに対して「騙している」状態であったり「隠している」という形なのです。
そのように後ろめたい感情がある場合、あなたは日常的に100%の力を発揮することができません。なぜなら、「罪悪感」は「遠慮」を生み出し、あなたはパートナーに対して堂々と振る舞うことができません。その影響は仕事にも出ますし、パートナー以外の人間関係にも影響は出ます。堂々としていない人に対して、誰も積極的に関わりたいとは思いません。また、「騙したり」「隠したり」する人間性が見え隠れするので、むしろ人は離れていくでしょう。
そうしたリスクを背負ってまで、浮気をしたい方は「騙したり」「隠したり」して、浮気をしても良いのでしょう。