山本浩未のきれいのソース/記事一覧

Q158 唇の色が黒っぽくくすんでいるのが悩みです

ピンク色の健康的な唇になるにはどうしたらいい?そんなお悩みに山本浩未さんが答えてくれました。

執筆者:All About 編集部

今回はこんな質問が届きました

Q.唇の色が黒っぽくくすんでいて、悩んでいます。ピンク色の健康的な唇にする方法はありませんか?(30代・会社員)


A.唇本来の色は変えられませんが、ケアとリップメイクで明るく見せられます

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唇の色は肌と同じく、ある程度生まれつきのものなので、残念ながらあまり変えることはできません。また、唇の皮膚は薄いので血色が透けています。ですから、プールから上がった後など寒いときなどは血行が悪くなり、唇が青っぽく見えます。反対に、お風呂上がりなど血行がいいときは、ポッと赤みが強くなります。つまり、唇は皮膚が薄いゆえにデリケートで、血行状況が出やすいパーツというわけですね。

生まれつきでなく唇がくすむ原因は、主に3つあります。まずは、刺激による「色素沈着」。例えば、クレンジングのときのこすり過ぎ。テッシュペーパーなどで摩擦を繰り返すと、色素沈着してしまうので、リップメイクを落とすときは専用のリムーバーを使うなどして、刺激を与えすぎないように優しくオフしましょう。2つ目は「喫煙」。煙草のニコチンは、色素沈着と血行不良を招きます。3つ目は「日焼け」。実は、唇は日焼けしやすいのです。なにしろ皮膚が薄いので、なんのガードもせず紫外線を浴びてしまうと、乾燥するだけでなく日焼けして色がくすんでしまうのです。ですからリップメイク、またはリップクリームをつけるなどUVケアが必要なのですね。

ということで、くすんでしまった場合の改善策は、唇の血行をよくするマッサージ。気がついたとき指先でタッピングするといいですよ。メイクのときは、コンシーラーでいったん唇をカバーしつつ地色を消してからメイクするのがおススメ。唇をガードするだけでなく、リップの色や質感をきれいに出すこともできますから。リップ専用のコンシーラーもありますが、そうでない場合は硬めのコンシーラーをごく薄く付ければOK。使いやすいペンシルタイプもいいですね。

ケアもしつつ、ごく自然にくすみをフォローしたいなら、唇に塗ると赤く発色するグロスがおすすめ。唇のPH(ペーハー)バランスによって赤みが出るのです。透明グロスなので口紅よりぐっと自然です。また、乾いているとよりくすんで見えるので、グロスタイプがおすすめですよ。

山本さんのおすすめアイテム

 

唇のPHに合わせて変化してほのかな苺色リップに
それぞれの唇のPHに反応してほのかなピンク色に発色。くすみ唇のリップメイクの下地としても使えます。ジェリーのような滑らかな使い心地で一度使うと病みつきに! グロス・レヴェラトゥール/3500円(税抜)/パルファム ジバンシイ


 


 

山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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