今回はこんな質問が届きました
Q.唇の色が黒っぽくくすんでいて、悩んでいます。ピンク色の健康的な唇にする方法はありませんか?(30代・会社員)
A.唇本来の色は変えられませんが、ケアとリップメイクで明るく見せられます
生まれつきでなく唇がくすむ原因は、主に3つあります。まずは、刺激による「色素沈着」。例えば、クレンジングのときのこすり過ぎ。テッシュペーパーなどで摩擦を繰り返すと、色素沈着してしまうので、リップメイクを落とすときは専用のリムーバーを使うなどして、刺激を与えすぎないように優しくオフしましょう。2つ目は「喫煙」。煙草のニコチンは、色素沈着と血行不良を招きます。3つ目は「日焼け」。実は、唇は日焼けしやすいのです。なにしろ皮膚が薄いので、なんのガードもせず紫外線を浴びてしまうと、乾燥するだけでなく日焼けして色がくすんでしまうのです。ですからリップメイク、またはリップクリームをつけるなどUVケアが必要なのですね。
ということで、くすんでしまった場合の改善策は、唇の血行をよくするマッサージ。気がついたとき指先でタッピングするといいですよ。メイクのときは、コンシーラーでいったん唇をカバーしつつ地色を消してからメイクするのがおススメ。唇をガードするだけでなく、リップの色や質感をきれいに出すこともできますから。リップ専用のコンシーラーもありますが、そうでない場合は硬めのコンシーラーをごく薄く付ければOK。使いやすいペンシルタイプもいいですね。
ケアもしつつ、ごく自然にくすみをフォローしたいなら、唇に塗ると赤く発色するグロスがおすすめ。唇のPH(ペーハー)バランスによって赤みが出るのです。透明グロスなので口紅よりぐっと自然です。また、乾いているとよりくすんで見えるので、グロスタイプがおすすめですよ。
山本さんのおすすめアイテム
唇のPHに合わせて変化してほのかな苺色リップに
それぞれの唇のPHに反応してほのかなピンク色に発色。くすみ唇のリップメイクの下地としても使えます。ジェリーのような滑らかな使い心地で一度使うと病みつきに! グロス・レヴェラトゥール/3500円(税抜)/パルファム ジバンシイ
山本浩未さん プロフィール
さまざまなメディアで大人気のヘア&メイクアップアーティスト。取り入れやすいメイクテクが、幅広い年代の女性に支持される秘密。
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