学費・教育費/留学にかかるお金

海外留学のための奨学金(2ページ目)

今は世界で活躍できる人材が求められる時代、子どもには海外留学で見聞を広め、専門性を高めてもらいたいと考える親も多いもの。しかし資金が多く必要であり、簡単に出せるものではありません。そのため、奨学金の活用なども視野に入れて、早いうちから資金計画をする必要があります。海外留学用にどんな奨学金があるのか紹介します。

鈴木 さや子

執筆者:鈴木 さや子

学費・教育費ガイド

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民間団体の海外留学用奨学金

民間団体の奨学金は、奨学金の目的によって、個別に留学する国や専攻分野、語学力などの成績要件が細かく指定されているのが特徴です。多くが給付型であり金額も少なくないので、利用できると嬉しいですね。

民間団体の奨学金で応募条件となる専攻分野の例としては、語学系(ポルトガル語・中国語など)、科学系(人文科学・社会科学・自然科学など)、数学系、医学薬学系、福祉系、芸術系(器楽声楽・美術史など)があります。

外務省のホームページには、海外留学総合案内という特設ページがあり、行きたい地域別に民間団体の奨学金を検索できるようになっています。一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

外国政府や海外大学の留学用奨学金

外国の政府や大学が、その国や地域、大学に留学する日本人を対象に設けている奨学金制度です。それぞれの地域に特化した文化や語学を学ぶタイプ(短期が多い)から、大学院の修士や博士課程に留学する本格的な研究(1~2年間が多い)まで、様々なタイプがあります。

どの奨学金も相当高いレベルの語学力が求められますが、成績がよければ奨学金ですべて賄えることも。また、日本で奨学金を受け取れなかった場合や、2年制大学に留学して4年制大学に編入したい場合などは、現地で留学しながら問い合わせをして奨学金を申請しても良いかと思います。

自分が申請できる奨学金の情報を調べると同時に、高校や大学の成績を上位に保てるように努力して、少しでも費用負担を減らせるよう給付型の奨学金ゲットに向けて準備をしましょう。どうしても留学したい!留学して○○の研究をしたい!という強い気持ちが大切です。夢を叶えるために、あきらめずにお金を調達する方法を探していただきたいなと思います。

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