漢字検定/試験対策・勉強法

漢検試験2ヶ月前から始める対策

H26年度第1回の漢字検定が2014年6月22日に行われます。検定日2ヶ月前からどんな勉強をすればよいか、どんなところにポイントを置けばよいかを紹介します。

藤本 正史

執筆者:藤本 正史

漢字検定ガイド

受検2ヶ月前からの取り組み

H26年度第1回漢字能力検定の受検日まで約2ヶ月となりました。

検定日:2014年6月22日(日)
勉強の計画を立てよう!

勉強の計画を立てよう!


受検受付期間:
(受検要綱の詳細は漢検HPを参照ください)
www.kanken.or.jp/kanken/

受検2ヶ月前となれば、本番に向けた勉強スケジュールの確立と具体的な対策が必要となります。これまで全く漢字の勉強をしていなくても、漢検2級まででしたら、取り組み方次第では2ヶ月間集中してやれば合格も不可能ではありません。本番の試験をイメージしてしっかりとした計画を立ててみましょう。


市販の問題集を1冊やり遂げる

漢字検定を初めて受検する方は、まず市販の問題集の中からどれかひとつ、自分に合ったものをチョイスしてみてください。そして、受検日までに全ページを勉強し終えることを必須目標とすること。自分がこれと選んだ問題集を完遂することで自信にもつながります。完遂してから受検日まで時間があれば、同じ問題集を軸として、他の問題集などを勉強するのもよいでしょう。

ただし、受検級が準1級や1級となると、対象漢字が多くなる分、やはり複数の問題集を勉強してより多くの漢字をマスターする必要があります。当然ながら、勉強する期間も長い目で見て取り組んだほうがよいでしょう。


過去3年分の過去問をチェックする

漢検試験では、過去に出題された問題から多く出題されます。元々、出題対象漢字が限られていますから、その範囲での出題となれば類似の問題になるのは至極当然な事ですね。過去に出題された問題がそのまま出題されることもあれば、問題文を微妙に変えられたり、前回書き問題で出題されたが今回は読み問題で出されたり、応用を利かせられる場合もあります。

それでは、どこまで遡って過去問を確認すればよいでしょうか。
漢検では何年も前に一度だけ出た問題が、再度出題されることがあります。だからといって10年以上も前の過去問から確認することもないでしょう。試験日までのスケジュールを考慮し、漢検の出題形式に慣れ、傾向を掴むという意味では、過去3年分程度、H23年度の試験問題から確認してみることをオススメします。
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