漢検の受検級について

漢字検定(漢検)を受検するにあたり、自分がどの級を受ければよいか、考えてみましょう。

漢検の受検級は、10級~1級まで12段階に分かれています。10級は小学1年生修了程度で、9級が小学2年、8級…とレベルが上がるにつれて、3年程度…と学年も上がっていきます。5級は小学6年生修了、3級は中学卒業程度、準2級は高校在学、2級は高校卒業程度となります。
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漢検にチャレンジ!


準1級と1級は大学・一般程度ですが、かなりレベルの高い試験内容です。日常生活では見たことも聞いたこともない漢字が多く出題されるので、対象漢字はもちろんのこと、四字熟語、故事ことわざ、当て字、国字、古典的文章など、多くの領域での勉強が必要です。

また、高校を卒業しているから2級は大丈夫だろうと高を括っていたら要注意です。2級の問題は結構難しいです。事前の勉強と受検対策はしっかりやっておく必要があります。

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目標を高くして上位の2~1級を狙うか、少しハードルを下げて、70%が合格基準の4~準2級にするか、自分の実力・モチベーションと照らして、受検する級を設定してみましょう。
※各級の程度と出題内容の詳細については、漢検のHPを参照ください。

漢字検定の合格基準について

漢検に合格するための基準としては、以下のとおりです。
10~8級 150点満点 80%正解で合格
7~準2級 200点満点 70%正解で合格
2~1級 200点満点 80%正解で合格

200点満点で80%ということは、160点(100点満点にすると80点)取らなければなりません。7~準2級は140点が合格ラインですから、2~1級の160点は厳しい合格基準と言えますね。

ガイドの経験ですが、1級の採点結果で160点にギリギリ届かず、悔しい思いをしたことがあります。この悔しさがバネになって、次のチャレンジに向けてさらに勉強を続け、合格することができました。

漢字検定の受検者層について

漢検の級別の受検者数は3級が最も多く、H26年度第1回では、全643,957人中、172,552人が3級を受けています。その次が準2級 114,350人、4級 89,611人、5級 74,686人 と続きます。最も少ない1級の受検者は、1,427人でした。
※最新データについては、漢検のHPを参照ください。

漢検の主な志願者層は、小学生から高校生までの学生です。この層だけで全体の約90%を占めています。ただし学生の受検は団体受検が多く、小中高生の受検者の90%が団体で受検しています。19歳~22歳までが全体の約3%で、それ以上の層だと各年代で1%程度と極端に少なくなります。

漢字の勉強は何歳になってからでも始められます。社会人や高齢者の方の受検者がもっと増え、一緒に漢字を楽しむことができればと思っています。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。