スウェーデン/スウェーデン基本情報

スウェーデンへのアクセス・航空券(2ページ目)

ヨーロッパの北の果て、スカンジナビア諸島に位置するスウェーデン。日本から遠いイメージがありますが、実は北欧は日本から最も近いヨーロッパ。スカンジナビアク航空やフィンランド航空を利用すれば、あっという間。今回は、数多くあるスウェーデンへのアクセス方法と航空券をご紹介します。

サリネン れい子

執筆者:サリネン れい子

スウェーデンガイド

スウェーデン南部を訪れるのに便利なスカンジナビア航空

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スカンジナビア航空を利用すれば、スウェーデン南部のマルメには乗り継ぎ無し!橋を渡ってあっという間にスウェーデン入国 写真:Silvia Man/imagebank.sweden.se

SASの略称で親しまれている北欧定番航空会社、スカンジナビア航空はデンマークとノルウェー、スウェーデンの3か国で共同運営されている航空会社です。スカンジナビア諸島への玄関口となるのは、デンマークのコペンハーゲン国際空港。

毎日、東京‐デンマークを11時間30分で飛んでいます。SASは、スカンジナビア全土の主な都市に路線を持っており、スウェーデンの主要都市に乗り継ぎでアクセスできます。また、デンマークとスウェーデン南部のマルメは橋で繋がっており、空港からマルメまでは電車で一本。マルメ、ルンド、ヘルシンボリといったスウェーデン南部を訪れる際には、乗り継ぎ便を利用する必要がないので大変便利です。

成田国際空港から毎日運行されている日本出国便は午前11時過ぎになり、コペンハーゲン到着は同日の16時頃。乗り継ぎ便を利用して、ストックホルムなどの南部以外の都市に移動する場合の各都市到着は夜になる場合が多いので、ホテルをしっかり確保しておきましょう! 日本帰国便はコペンハーゲンを午後16時頃出発なので、同日にスウェーデン各地から余裕を持って乗り継ぎ便を利用することができるのはうれしいですね。日本到着は、翌日の午前中。航空運賃は、フィンランド航空同様、最もお値打ちとは言いがたいのですが、季節やキャンペーン時には割安な航空券も出ますので、チェックしてみる価値はあります。

希望にあわせて選択肢豊富なヨーロッパ系航空会社

フィンランド航空やスカンジナビア航空の他によく利用される方法が、ヨーロッパの航空会社。ロンドン経由ブリティッシュエアウェイ便、アムステルダム経由KLMオランダ航空便、フランクフルト経由ルフトハンザ航空便といった感じで、選択肢が多くあるのが特徴です。

ヨーロッパ系航空会社の場合、一度スウェーデン上空を飛行機で通り抜けた後に乗り継ぎ便でスウェーデンに戻ってくることになるので、時間に多少ロスがでるのが、マイナス。航空会社によっては乗り継ぎ便への待ち時間が4~6時間、スウェーデン到着が夜遅いということも珍しくありません。十分にフライトスケジュールを確認してから予約をするようにしましょう!

メリットでいうと、ヨーロッパの他の都市でストップオーバーを組み合わせることも可能であったり、マイレージを集めている場合はその飛行機会社を利用することができたりすることです。また、航空運賃にも各航空外会社間で幅があり、自分の予算に合わせて、フライトスケジュールと合わせながら比較検討できるのも良い点です。
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