オンシーズン到来! パリの春夏イベント
春夏のオンシーズンに突入したパリ。日が長く過ごしやすい気候、観光客も多く集まり、最も活気づく季節です。毎年恒例のイベントも充実しているので、主なものをご紹介しましょう。5月中旬の土曜に開催される、美術館の夜
「美術館の夜」では、18時から深夜まで、パリのあらゆる美術館で有料の入場が無料になったり、ガイドの説明が聞けたり、また特別コンサートが行われたりします。人気の企画展は長い行列ができ、かなり待たされるので覚悟が必要です。モード、広告、インテリアの3つの美術館が入ったアールデコ美術館は、それほど行列もなく、人気の企画展が無料で見られるのでおすすめです。
公式サイト:Nuit des musées (美術館の夜)
2014年の日程:5月17日(土)
一年で一番日の長い、6月21日開催の音楽祭
一年の中で一番日が長いといわれている6月21日に行われるのが音楽祭です。街中のコンサートホール、劇場、ライブハウスはもちろん、通りでも、あらゆるジャンルの有名無名のミュージシャンのコンサートが聴けるお祭りの日。昼くらいから始まり夜明けまで続きます。演目や場所などのプログラムは公式サイトか、メトロのフリーペーパー「A NOUS PARIS」でチェックできます。
公式サイト: Fête de la musique(音楽祭)
2014年の日程:6月21日(土)
6月最終週の水曜から始まる、夏季セール
パリ夏期ソルド(セール)は、6月最終週の水曜日から。初日はデパートは8時からの開店なので、お目当てのものがある場合は朝早くから行くのがベストです。ソルドで買った物でも、総額175ユーロを超えれば免税対象になるので(約12%)お得。ギャラリー・ラファイエットやプランタンでは日本人用サポートデスクがあり、日本語で免税書類を作成してくれるので安心です。
2014年の日程:6月25日(水)
パレードや花火で盛り上がる、7月14日革命記念日
朝はシャンゼリゼ大通りから凱旋門まで軍事パレードが行われ、夜はエッフェル塔で花火があがり、その後は市内の消防署で誰でも参加できるダンスパーティで締めくくるという一日です。花火が盛んな日本からすると物足りなかったフランスの花火ですが、ここ数年は音楽とのコラボを取り入れたりしてなかなかのレベルになっています。混んではいますが、エッフェル塔前のシャンドマルス公園がベストポイント。
2014年の日程:7月14日(月)
7月下旬~8月下旬 パリ・プラージュ
2002年に開始されたパリ・プラージュは、バカンスに行けないカワイソウなパリジャンのために発足されたイベント。以来毎年7~8月にかけての1ヶ月間、セーヌ川沿いに砂浜を作り、コンサートやダンス教室なども同時開催されています。2014年はイベントの発起人である前ドラノエ市長から初のイダルゴ女性市長に代わったこともあり、内容にどのような変化があるか楽しみです。
公式サイト:Paris plages(パリ・プラージュ)
ガイドの紹介記事はこちら>>>夏の風物詩パリプラージュでコンサート三昧