パリ/パリの観光

夏の風物詩パリプラージュでコンサート三昧

今年ではや6回目を数えるパリプラージュ。パリプラージュとは、7月から8月にかけて約一ヶ月間、普段は車道であるセーヌ川や運河沿いの道を海辺に見立てて、にわかリゾート地にしてしまう夏の一大イベントです。

野口 裕子

執筆者:野口 裕子

フランスガイド

夏のパリに欠かせないイベント

パリプラージュ
ルーブルからシュリー橋にかけて、セーヌ川沿道は海辺と化す!
年々規模が大きくなるパリプラージュ(フランス語でパリの浜辺という意味)。今や夏のパリを語る上で欠かせないイベントになりました。今年のオープンは7月20日~8月19日の1ヶ月間になります。場所は従来のルーブル~シュリー橋、ビブリオテック地区に加えて、北東にあるヴィレット運河沿いにまで拡大しました。

メインはやはりパリプラージュのルーツ、ルーブル~シュリー橋エリアの通称「歴史的パリプラージュ」。約2kmにおよぶセーヌ川沿道は、砂浜あり、芝生あり、ミストシャワーあり、カフェあり、コンサートあり…と、パリの一時的リゾート地になっていて、毎日8時から夜中12時まで無休でオープンしています。

夜のお楽しみは、やっぱりコンサート

コンサート
ステージ前は多くの人で溢れかえる
夜の目玉は、何と言っても「歴史的パリプラージュ」の最東端にある「セーヌ・フナック」というステージで毎週末行われる様々なジャンルの無料コンサートです。7月20日のオープン当日は、オープニングコンサートがあり、たくさんの人々で賑わいました。

17時開始のコンサートステージ前のスペースは人だかりでいっぱい。その50mほど離れたところにオープンカフェがあるので、ゆっくりと音楽を楽しみたい方はこちらで 落ち着いてどうぞ。飲み物はもちろん、食事もできます。コンサートは毎週土曜日の夜(8/17は金曜日も)行われます。7月末には日本でも人気のシャンソン・ナイトがありました。8月のプログラムはこちら:

コンサート
近くのカフェで食事をしながらゆっくりと音楽鑑賞も悪くない
8/4(土)18 h-22 h: ポップ・ロック : Narrow Terence - Hey Hey My My - Kaolin

8/11(土)19 h-22 h: ワールドミュージック : Susheela Raman - Perle Lama

8/17(金)17 h 22 h: ポップ・ロック: Ete´ 67 - Radiosofa - Adanowsky - Stuck in the sound

8/18(土)17 h 22 h : ロック: Izabo - Galaxie - Les Supre^mes Dindes - Marcel et son Orchestre7

コンサート
バンド演奏は随時。気に入ったらチップを忘れずに!
このセーヌ・フナックでの週末コンサート以外の平日でも、カフェ、ピクニックスペースにて随時バンド演奏が行われ、パリプラージュの夜を盛り上げています。彼らの演奏が気に入ったら、是非チップを払ってあげて下さいね。





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