建築家・設計事務所/建築家住宅の実例

直方体の中の5つの異なるプラン[egota house B](4ページ目)

大きな箱形の建物には、フラットプランと交差型メゾネットによる多様なプランが同居しています。ユニークなアイデアにより方角による環境の優劣を解消することに成功した、住み手に優しい集合住宅です。

執筆者:川畑 博哉

6帖の広いテラスをもつ住戸D


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住戸D
1. 西側にある住戸Dの外階段。階段の先には約4.7帖の玄関テラスが待っている。
住戸D
2. 西側から東側を見通す。玄関テラスは東南の角にある。
3. 玄関から西側を見通す。引戸の奥は水回りになっている。
住戸D
4. 部屋の東南側から北西側のテラスを見通す。
5. 北側は斜線制限により屋根が傾いている。手前のテラスの広さは約6帖。


建物の西側のベージュ色の壁に沿って伸びる外階段を上りきると、住戸Dの玄関テラスになります。2階は東西に長い約18帖のワンルームのLDKです。西側にバスルームとトイレと洗面所が集約されています。住戸Eと空間を2分割するコンクリート打放しの壁には、3階に至る階段が伸びています。
3階は約15帖のワンルームで、北西側に大きなテラスが張り出しています。部屋の北側は斜線制限により天井が斜めになっています。ワンルームは階段の脇で間仕切れば2部屋になります。
◆建築データと建築家プロフィール


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