日本から西安へのアクセス
北京や上海とのパックツアーも多い
西安の空港は北京、広州、上海と共に四大空港に数えられるハブ空港「西安咸陽国際空港」。市中心地から北西約50キロのところに位置します。現在第二期工事が進められており、2012年に竣工する予定で、完成後は年間利用者数2600万人に達するといわれています。ちなみに利用者数日本第一位の羽田空港の年間利用者数は約6688万人、次ぐ成田が約3201万です。
西安咸陽国際空港から市内行きのリムジンバスは3路線あります。運賃は片道26元で、所要約1時間。タクシーは片道約130元です。
中国各都市からのアクセス
中国の新幹線・CRH
■空路
北京(2時間弱)、上海浦東(2時間弱)、広州、長春、成都、重慶、大連、敦煌、福州、桂林、貴陽、海口、杭州、漢中、合肥、香港、ハルピン、フフホト、嘉峪関、済南、昆明、蘭州、ラサ、南昌、南京、南寧、寧波、青島、晋江、三亜、瀋陽、深セン、石家荘、太原、天津、温州、武漢、ウルムチ、武夷山、アモイ、西寧、延安、宜昌、銀川、楡林、張家界、球海など
■鉄道
北京西(約11時間)、上海(約16時間)、泰山、洛陽、太原、桂林、瀋陽北、蘭州、蘭州西、敦煌、柳園、ウルムチ、トルファン、成都、重慶北、貴陽、昆明、西寧、ラサなど
■長距離バス
銀川と蘭州を結ぶ長距離バスは、毎日定期便がある
西安の気候「生活圏として理想的な土地柄」
春夏秋冬それぞれに美しい町・西安
華清池園内。緑溢れる穏やかな気候
冬の冷え込みは厳しく、12~2月の朝晩は氷点下まで下がるので、ダウンや手袋、帽子、マフラーなどの防寒対策を忘れずに。3~5月初旬までが春。それから急速に気温が上昇し、6月には最高気温が30度を超えますが、夏でも夜は冷えることがあるので、長袖が1枚あると安心でしょう。
降水量は年間で550ミリ程度と東京の半分以下。西安よりも内陸に位置する中国西部ほどではありませんが比較的乾燥しているため、真夏でもカラッとしていて蒸し暑くありません。温和な気候と自然環境に恵まれた土地であり、古代人の生活圏として理想的な土地であったのです。