寝起きの顔の寝癖は、加齢のサイン……眉間のシワなど
シーツの跡がなかなかとれない……
実はこれ、すべて加齢のサインです。
ちなみに、寝起きの加齢のサインは、このようなところに出現します。
・眉間のシワ
寝る時に無意識に眉間にシワを寄せていると、朝、シワが濃くなってしまうことが……。それは寝ている間も眉間にしわを寄せているから起こる現象です。特に、ストレスを感じている時は要注意。
・法令線が濃くなる
肌の弾力が衰えることにより、寝ている間に頬がつぶされ、しわ寄った状態になっていることで、いつも以上に濃く見えることがあります。放っておくと、くっきりとしたシワになってしまうこともあるので気をつけましょう。
・枕やシーツの跡
寝ている間についてしまったシーツの跡、嫌ですよね。なかでも、頬の高い部分にあるときは、真皮の老化によるたるみが原因です。
・左右のバランスが崩れる
いつも同じ方向で寝る癖があると、一方だけに圧力がかかり、むくみや歪みの原因に。できれば、毎日寝る方向を変えてみるとよいでしょう。
このように、アラフォー世代になると、肌の弾力低下やむくみが顕著に表れ出します。若いころは、どんなにシーツの跡が付いても肌のハリですぐに消えますが、年齢と共にコラーゲンやエラスチンが減少。とたんに肌の弾力も低下するため、寝ている間についた跡もなかなか消えてくれません。しかも、寝ている間についたシワやクセが、顔の歪みとして定着してしまう事もあるので侮れません。
では、加齢のサインである「顔の寝癖」を防ぐにはどうしたらよいのでしょうか?
顔の寝癖予防策
1、保湿なにはなくとも保湿。春になり、暖かくなってきたからといって夜のスキンケアを美容液で終わらせず、乳液やクリームで保湿の仕上げを忘れずに。
2、ストレスをためない
ストレスをためないことも大切。好きな趣味に没頭したり、美味しいものを食べたりなど、休日に気持ちをリセットすると表情にも必ず表れてきます。
また、不機嫌なままだと無意識のうちに眉間にシワができてしまっている可能性が高いだけでなく、肌全体もずっしりと下に落ちてしまいます。加齢に負けないためにも、日頃からストレス解消を心がけましょう。
3、その日の疲れはその日にリセット
疲れを翌日に残さないのもポイントです。そこで、オススメなのが湯船にゆっくりつかること。ちなみに、体をしっかり休めるには、38度のぬるめのお湯に30分間浸かるのが良いそうです。
何故かというと、人間の体温よりも2度ほど高い温度でじっくり浸かると、副交感神経が活性化され、体の緊張がほぐれて心身共にリラックスします。安眠にも効果があり、副交感神経が活性化されることでリンパ球が増えて免疫力が高まる。また、発汗によって老廃物が体外に排出され、美肌効果もあるので試してみて下さい。
このように色々予防はしたけれど、それでもできてしまった顔寝癖には、以下の対策が有効です。
できてしまった顔の寝癖対策
サプリで補う事も大切
●軽いストレッチ
目が覚めたら、まずは、うーんと大きく背伸びをして体を起こしましょう。一緒に深呼吸すると、体の隅々まで酸素がいきわたり、目覚めもスッキリします。
●蒸しタオルをのせる
できてしまった寝癖にはやはりこれが一番。電子レンジで1分程度温めた蒸しタオルをのせてリラックスしたら、プラス、乳液でマッサージすると気になる寝癖もなかったことに。
マッサージは、「下から上」、「内側から外側」、「リンパに向かって流す」、「力を入れない」の4点に注意しましょう。
その他、サプリなどで減少してしまったエラスチンを補ってあげると、ハリがアップして顔の寝癖が付きにくくなります。
年齢だからとあきらめず、顔の寝癖対策、早速はじめてみませんか?
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