スウェーデン/ストックホルム基本情報

ストックホルム・アーランダ空港

ストックホルムを日本から訪れる場合の空の玄関口になるのが、ストックホルムとウプサラの間にあるアーランダ国際空港です。アーランダ空港には、4つのターミナルがあり、利用した飛行機会社によって、発着のターミナルが異なります。ここでは、出入国の際に知っておくと便利な空港情報をご紹介します。

サリネン れい子

執筆者:サリネン れい子

スウェーデンガイド

スウェーデン最大の国際空港、アーランダ空港(Arlanda Airport)

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スウェーデン最大の空港、ストックホルム・アーランダ国際空港 写真:Peter Phillips/www.creativecommons.org

1959年に開港されたスウェーデン最大の空港、アーランダ空港は、2016年現在、実に世界の181都市と結ばれています。ただ残念ながら、日本からストックホルムへの直行便は就航していません。フィンランド航空を利用してヘルシンキを経由、スカンジナビア空港を利用してコペンハーゲンを経由するといった感じで他の都市を一度通過して入国します。

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レストランやカフェ、売店が並ぶ、ターミナル4と5の間にあるスカイシティ 写真:Daniel Asplund/www.creativecommons.org

成田国際空港の2倍以上になる広大な敷地に3つの滑走路を要するアーランダ空港には4つのターミナルがあります(ターミナル名は2~5になり、1はありません)。各ターミナルは、国内線2ターミナル、国際線2ターミナルと分かれており、連絡路で繋がっているので、初めてでも分かりやすいと思います。連絡路を通じて徒歩で移動することができるターミナル間は、ターミナル間を結ぶバスとアーランダエクスプレスという電車で行き来することもできます。ターミナル4と5の間には、スカイシティ(Sky City)呼ばれる、レストランやお店、ホテルや国内を結ぶ電車の駅などが集まった建物があり、多くの旅行者で常に賑わっています。

空港内の案内は、スウェーデン語と英語で行われていますし、スウェーデン人は流暢な英語を話す人が多いですので、困ったときには英語で気軽に話しかけるとよいでしょう。各ターミナルには、インフォメーションデスクもあります。空港内では、3時間まで無料でWi-Fiも利用できます。

アーランダ空港のホームページ
(英語サイト)

利用航空会社によって異なるアーランダのターミナル

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アーランダ空港の国際線ターミナルの一つ、ターミナル5 写真:Daniel Blom/www.creativecommons.org

アーランダ空港には、ターミナル2から5の4つのターミナルがあります。このうち、国際線はターミナル2と5になり、ターミナル3と4は国内線になります。ターミナル間の移動は可能ですが、国際線のターミナル2からターミナル5までの移動時間は徒歩で15~20分程かかりますので、出国の際にはきちんとターミナルを把握しておくと慌てることなくチェックインができます。多くの航空会社が離発着するターミナル5は、到着ロビーが2階で出発ロビーが3階となっていますが、ターミナル2は、出発と到着ロビーが同じフロワーになっていますので、ご注意ください。
  • ターミナル2発着の航空会社:フィンランド航空、フランス航空、 KLMオランダ航空、ブリティッシュ・エアウェイズなど
  • ターミナル5発着の航空会社:ルフトハンザ航空、スカンジナビア航空、タイ航空、アエロフロート・ロシア航空、中国国際航空、オーストリア航空など

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