専門家チームが立ち上げた睡眠障害診断サイト
ネットがつながれば、いつでもどこでも誰でも、睡眠障害の診断が受けられます。
ここでは簡単な質問に答えることで、不眠症や過眠症など疑わしい睡眠障害のタイプを教えてくれる「簡易診断」が受けられます。さらに氏名などを入力して詳しい質問に回答すると、具体的な病名まで教えてくれる「詳細診断」もあります。
チェックリストの項目は、500人以上の患者に協力してもらいながら作ったものなので、答えやすくなっています。また、睡眠習慣や睡眠障害についての詳しい説明、医療機関でも使われる朝型夜型質問紙や簡易睡眠チェック(ピッツバーグ睡眠質問票)もあります。
気軽にできる睡眠障害タイプ診断
まずは簡易診断で、睡眠障害の疑いがあるかどうかをチェックします
- 夜、よく眠れませんか?
- 日中に強い眠気がありますか?
- 寝ている時に、いびきをかいたり、呼吸が止まったりしますか?
- 夜、寝床につくと、脚に何かの症状が現れますか?
- 寝ているときに、手足を動かしたり、歩き回ったりしますか?
- 遅寝が直せなかったり、朝、起きるのがすごくつらかったりしますか?
これに答えると、簡易診断の結果が現れます。疑われる睡眠障害のタイプとしては、不眠症や過眠症、睡眠関連呼吸障害、睡眠関連運動障害、睡眠時随伴症、概日リズム睡眠障害などがあります。これらの睡眠障害の詳しい説明は、トップページ左下の「睡眠障害について」のボタンからリンクされています。
疑わしい睡眠障害の病名まで教えてくれる詳細チェックも
医療機関を受診するときには、詳細診断の結果をプリントして持って行きましょう
ここではまず、交代勤務や夜勤などの回数、寝床に入る直前の習慣、お酒やカフェイン入り飲料など量、通院中の診療科名、内服薬の有無が尋ねられます。さらに、睡眠障害それぞれに特徴的な症状についての質問があります。項目が多いですが、がんばって答えましょう。
質問に答え終わると、「詳細睡眠診断・結果シート」が現れます。ここには、睡眠時間などの睡眠習慣のデータと、疑われる睡眠障害の名前が載っています。このページを印刷すると、診断の参考にしてもらえる問診票となるので、医療機関を受診するときは必ず持っていきましょう。
どこの医療機関へ行ったらよいかわからないときは、日本睡眠学会の認定医療施設一覧にリンクが張ってあるので、参考にしてください。
【関連サイト】
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