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『ウォルト・ディズニーの約束』とディズニー映画(6ページ目)

ディズニー映画の名作『メリー・ポピンズ』の製作秘話を描いた『ウォルト・ディズニーの約束』は、トム・ハンクスがウォルト・ディズニー役を演じたことで話題!そこで今回はこの『ウォルト・ディズニーの約束』とディズニーの実写映画を特集します。映画ガイドの好みに偏っているかもしれないけど。ではいってみましょう!

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド


エグさ満載のSFと荒唐無稽なアクション大作、これもディズニー映画?


『スターシップ・トゥルーパーズ』(1997年度作品)
ロバート・A・ハイラインの著作「宇宙の戦士」の実写映画化。軍隊に入隊した主人公が、厳しい訓練を経て、異星生物と闘う姿を描くSF戦争映画です。何しろクセ者監督ポール・ヴァーホーヴェン作品ですから、エグいシーンの連続です。

異星生物は巨大昆虫みたいな形で、もうそれだけで気持ち悪さマックス。それが大量に現れて、人間に襲いかかり、また戦士の殺されて方も残酷で……。ある意味反戦映画と言えるのかもしれないけど、パニック映画的な怖さも。

エグいヴィジュアルについていけるかどうかが楽しめるかどうかの境目。でも一応ディズニーもからんでいるんですよ、この映画。ディズニー映画、侮れませんね。

監督: ポール・ヴァーホーヴェン
出演: キャスパー・ヴァン・ディーン、ディナ・メイヤー、デニース・リチャーズ、 ジェイク・ビューシイ、ニール・パトリック・ハリス、クランシー・ブラウンほか

『フェイス/オフ』(1997年度作品)
極悪犯(ニコラス・ケイジ)が隠した細菌兵器の場所を聞き出すために、FBI捜査官(ジョン・トラヴォルタ)が移植手術で極悪犯の顔に。ところが植物人間だったはずの犯人が目覚め、彼はFBIの顔を移植する……。お互いの顔を持ったFBIと極悪犯の闘いを描いた荒唐無稽なジョン・ウー監督作。

笑っちゃうほどありえない設定だけど、ジョン・ウーらしいアクションとテンポの良さで魅せるサスペンスアクション。顔を交換したケイジとトラヴォルタがノリノリで演じ、ウー監督ならではの二兆拳銃、スローモーション、お約束の鳩など、お楽しみも満載でワクワクしっぱなし。ある意味、おもちゃ箱をひっくり返したような映画なので、サスペンスアクションとはいえディズニーらしいのかも?

監督: ジョン・ウー
出演: ジョン・トラヴォルタ、ニコラス・ケイジ、ジョーン・アレン、アレッサンドロ・ニヴォラ、ジーナ・ガーション、ドミニク・スウェイン、ニック・カサヴェテスほか

※『ウォルト・ディズニーの約束』を劇場で見た後、いろいろなディズニー実写映画をチェックするのも楽しいかも。ぜひ参考にしてくださいね!
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