中学受験を失敗させてしまう「先生お母さん」タイプとは?

中学受験を失敗させる母親

親の関わり方が、合否に影響を与えることも… 中学受験を失敗させる母親のNG行為とは

中学受験の結果を大きく左右するのが母親の子どもへの関わり方。子どもへの関わり方しだいで中学受験を成功に導くことも、失敗させてしまうこともあります。中学受験を失敗させてしまいがちな母親、「先生お母さん」タイプを紹介します。このタイプにあてはまるようであれば言動を改める方がいいかもしれません。

【INDEX】
中学受験を失敗させてしまう母親の特徴
失敗回避の親技1:認められるところを探す
失敗回避の親技2:完璧を求めない!
失敗回避の親技3:子ども自身に考えさせる
失敗回避の親技4:目標は本人に立てさせる

 

中学受験を失敗させてしまう「先生お母さん」タイプの特徴

「先生お母さん」タイプには次のような特徴があります。もし当てはまる項目があれば「先生お母さん」タイプの可能性があります。
 
  1. 子どもの細かいところまで管理しないと気が済まない
  2. 完璧を求め、中途半端なやりかけを見逃さない
  3. 子どもの横について学習内容を教える
  4. 子どもより先にさまざまな目標を決める
  5. 返却された模試の成績表を分析し、不十分なところを指摘する

ひとつも当てはまらなければ、とりあえず「先生お母さん」タイプではありません。ひとつでも当てはまるようであれば、今後少しずつ子どもへの接し方を工夫してみるといいかもしれません。

一般的に「先生お母さん」はわが子への期待が高く、それだけ要求も高くなりがちです。その結果、まるで先生のような働きかけを子どもにしてしまいます。それは悪いことではありません。しかし、母親には母親にしかできない役割があるのです。それは余裕を持ってわが子を見守ることです。子どもよりも先に親の感情や行動が先走ると、子どもの自立が遅れます。

また、四谷大塚や日能研などの模試の成績が40未満であれば、親が先生と協同で指導することで成績を引き上げていくことは可能です。ただ偏差値にして45くらいになってくると、親主導の勉強では太刀打ちできなくなってきます。中学受験には、偏差値45の壁があります。この壁を突破するには子どもが主体的に学ぶ姿勢が必要になってきます。それでは親はどうすればいいのでしょうか。

 

中学受験で失敗させない親技1:認められるところを探して認める

親子関係は車間距離と同じように、近すぎると衝突します。「先生お母さん」タイプは子どもと物理的な距離、精神的な距離をとることが必要です。そうでないと、子どもは常に親の顔を伺うようになり、自由な発想が苦手な臆病な子になってしまいがちです。子どものマイナス点を見つけて矯正するのではなく、認められるところを探して、認めることを続けると、それがやがて子どもの自信や好奇心のもとに育っていきます。

 

中学受験で失敗させない親技2:完璧を求めない

入試問題は100点を取らせないように作問されています。1科目およそ60点程度が合格ラインです。ですから模試も高得点を目ざす必要はありません。それよりも返却された模試において、受験者正答率が80%以上の問題で、正解できなかった問題をできるように復習しておくことが大切です。

親がすることがあるとしたら、その受験者正答率が80%以上の問題のチェックと、塾の宿題を終えたか、確認テストの勉強を済ませたかということの確認くらいです。それ以外のチェックは塾の講師に任せてしまった方がうまくいきます。

 

中学受験で失敗させない親技3:教えない!子ども自身に考えさせる

子どもの隣に座って学習内容を教えるのは意外と子どものためになりません。一生懸命説明してくれている親の期待に添おうとして、子どもはわからなくてもわかったふりをしがちですし、わかったとしてもその知識はすぐに忘れてしまうものです。知識として定着するのは自分で考えて、自分で答えを出したそのプロセスのみです。

また、勉強の醍醐味は一見わからなさそうなことが、自分で考えて正解にたどりつけたときの瞬間にあります。親が解き方や答えを教えてしまうと、勉強をつまらないものにさせてしまいかねません。教えないで、ヒントを与えて子ども自身に気づかせるのがうまい働きかけです。

 

中学受験で失敗させない親技4:目標は本人に立てさせる

子どもはいくら人に言われても本心から納得しなければ、本気で行動に移すことはしません。目標はまず子どもに立てさせ、親はその目標を現実的に達成可能なものになるように調整するサポート役に徹するのがいいでしょう。お母さんがわが子の前を走って手を無理矢理引っ張るよりも、背中をそっと押してあげるスタンスが中学受験を成功に導きます。

さて、いかがでしたでしょうか。中学受験ではつい親が必死になってしまいがちですが、子どもの気持ちを主体にした働きかけの方が、うまくいくことが多いです。子どもへの接し方のヒントにしていただけたらと思います。


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