洗面化粧台は水栓の位置のくふうでお掃除ラクラク
最近の洗面化粧台は、水栓やシングルレバーの取り付け位置を従来品と変えることで、様々なメリットを生み出しています。水栓もシングルレバーも、取り付け位置に注目
水栓が壁面に取り付けられているため、昔から悩まされてきた水栓立ち上がり部分にこびりつく水垢の掃除にさようなら。また洗面ボウルも大きく取れるようになったので、水を溜めて手洗いしたり、ここにバケツを置いて洗い物をするといった作業がしやすくなりました。
洗面化粧台の収納は引き出しと開き扉の組み合わせ
洗面化粧台の下部収納は、写真のような「一部が引き出し、一部は開き扉」になっているタイプのニーズが高いとのことでした。「開き扉」よりも「引き出し」の方が奥の方まで空間を有効活用でき収納力は高いのですが、ネックはコスト。引き出しにするとコストアップになるため「開き扉」を選ぶ人が多いようです。洗面台下部の収納力もチェックしたい。ボウル部分の材質は陶器製
また洗面化粧台の材質では、カウンターとボウルが一体となった樹脂製のものもありますが、変色の恐れがあり、やはり陶器が一番人気とのことです。
トイレの人気は”除菌水”
除菌水はウォシュレットの水が出るノズルの隣に内蔵されている
除菌水のシステムを簡単に説明しますと、まず人が用を足すために便器に近づくと自動で水を噴射して便器のボウルを湿らせます。これはご飯を混ぜるときにしゃもじを水でぬらすのと同じで汚れが付きにくくするため。
そして用を足し終わって流した後に、除菌水がボウル内部に自動噴射されるというものです。また、長時間使用しないときも8時間おきに自動で除菌水が噴射されます。除菌水の噴射によって、汚れが付きにくくなり、お掃除が簡単になったり回数も少なくてすんだり、またニオイも少なくなって快適になったという声が寄せられているそうです。
タンクレストイレで広々、シンプルな便器でお掃除ラクラク
タンクレストイレのネオレストはタンクがない分、トイレの内部空間が広々します。また便器の形自体が凸凹が少なくシンプルなので、外側のお掃除もラクになりました。タンクレストイレなので別に手洗い器を設置する必要がある
今回はTOTOショールームでキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、トイレなどの最新住宅設備をチェックしました。カタチの可愛いユニットバスや自動で開くトイレのフタなど楽しいもの、掃除がしやすく、節水機能があり自動で除菌してくれるシステムなど、どんどん進化して便利になっています。
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