靖国神社 奉納夜桜能
靖国神社で毎年開催される夜桜能
日本の伝統文化に興味がある方におすすめなのが、靖國神社で開催される奉納夜桜能です。桜の木に覆われた屋外の能楽堂で、3日間(2018年は4月3日、4日、5日)薪能が披露されます。
桜に覆われた観覧席
一般的に、能楽では、おかしみのある狂言と、面をつけて舞う能がセットで上演されます。狂言は、言葉もわかりやすく、ユーモアのあるストーリーは親しみやすいかと思います。一方で、能は、幽霊や鬼なども登場する幽玄な世界で、恨みや悲しみといった情念のあるストーリーが多く、重厚な雰囲気です。能面や衣装などを注目しても面白く、独特な世界に引き込まれます。同じ桜でも、狂言の場面では、楽しく華やかに見え、能の場面では、儚い美しさを感じるのが不思議です。
幽玄な雰囲気の夜桜能
毎年楽しみにしているお客さんも多いようです。チケットは、すぐに売り切れてしまいますので、早めの購入がおすすめです。雨の場合は、室内の会場(2018年は新宿文化センター大ホール)で開催されますので、ご注意下さい。
日程は事前に決まっており、年によって、満開だったり、散り際だったり、時には雨の場合もあります。桜の開花予想や天気予報にドキドキするのも、夜桜能の醍醐味とも言えるのかもしれません。私が訪れた時は、桜の開花時期が早く、やや葉桜混じりだったのですが、桜の花びらが舞い散る中での能舞台も風情がありました。
【DATA】
靖國神社 奉納夜桜能
場所:靖國神社能楽堂
日程:2018年4月3・4・5日
会場:靖国神社能楽堂(雨天会場は新宿文化センター大ホール)
時間:18:10開場 18:40開演 21時頃終了予定(各日)
チケット:SS¥12,000・S¥8,500・A¥5,500・B¥3,500(自由席)
http://www.yozakura-noh.com より予約可
演目:3日「水掛聟」野村万作・野村萬斎 「綾鼓」田崎りゅうぞう
4日「墨塗」野村萬斎 「羽衣」梅若玄祥改め実
5日「伊文字」野村萬・野村万蔵 「弱法師」宝生和英
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