ロンドンへの航空券
日本からロンドンへのフライトは、成田空港または羽田空港とロンドン・ヒースロー空港を結ぶ直行便と、イギリス以外の国で一旦乗り換える経由便の2種類があります。直行便利用なら、所要時間は約12時間半。乗り換えの手間がない便利さと、全行程で日本人スタッフがいる安心感が魅力です。一方の経由便は直行便に比べて多少時間はかかりますが、一般的に直行便に比べれば低予算での手配が可能。旅の目的地や予算に合わせて組み合わせたり、機内やトランジットでイギリス以外の国を体験する楽しみもあります。
今回は、直行便、経由便それぞれについて、日本からロンドンへのアクセスに便利な航空会社をご紹介します。
ロンドンへの直行便
ロンドンへの直行便を運航しているのは、2014年5月現在で全4社。日系では日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)、英系ではブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とヴァージン・アトランティック航空です。成田/羽田~ロンドン間の直行便は、各社とも毎日運航しています。そして2014年夏ダイヤからは、日系2社が一部コードシェア便を除く全てのロンドン線を羽田発着便へ移行し、日本国内のフライト乗り継ぎが更に便利になりました。もちろん成田空港発着の便も運航していますので、国内乗り継ぎのタイミングに合わせて、成田か羽田かの選択が可能です。
2014年夏ダイヤの直行便は、羽田発着が1日3便、成田発着が1日2便。1日合計5便が毎日運航されています。
日系航空会社
日本航空(JAL)と全日空(ANA)の直行便は、往路・復路とも発着の時間帯はほぼ同じ。東京をお昼前に出発し、ロンドン着は同日夕方16時頃。帰りの便は、ロンドンを19時半頃に発ち、東京着は翌日の15時頃となります。ロンドンに到着した日は、空港からホテルに移動して軽く晩ご飯を食べて、早めに就寝して時差調整ができ、ロンドン最終日は日中の時間帯を有効に使えるスケジュール。旅行や出張には最適のフライトですね。
日系航空会社のメリットは、やはり日本語が通じる安心感と、キメ細かなサービス。また、機内販売の商品や機内食も日本人のツボを押さえたセレクションとなっています。
なお、英系航空会社との共同運行のコードシェア便も含めると、JALが一日3便、ANAは一日2便の直行便を運航しています。
公式サイト>>>日本航空(JAL) 全日本空輸(ANA)
英系航空会社
英系の直行便は、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とヴァージン・アトランティック航空の2社。BAは羽田線と成田線を1日各1便ずつ、ヴァージンは成田線を1日1便、いずれも毎日運航しています。英系航空会社の特徴は、良くも悪くも「イギリスらしさ」を体感できること。日系と比較すると、サービスの大雑把な感があるのは否めませんが、乗った瞬間から感じる、日系にはない「何となく異国な感じ」が旅気分を盛り上げてくれることでしょう。機長アナウンスが軽やかで楽しいのも、英系です。
なお、BAはJALと、ヴァージンはANAとのコードシェア便となっており、それぞれマイル提携もしているので、往路・復路のいずれかを日系、もう一方を英系の航空会社を利用することも可能です。行きと帰りで乗り比べてみるのも楽しそうですね。
公式サイト>>>ブリティッシュ・エアウェイズ(BA) ヴァージン・アトランティック航空
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