“日本酒=悪酔い”誤解、3つの理由
それでも日本酒を敬遠する人がいる。アンケート結果の嫌いな理由に「悪酔い・二日酔いするから」が目立つ。これ、わからないでもない。日本酒が好きだという人の中でも、同様に感じる人がいることも確か。ではなぜ日本酒には悪酔い・二日酔いするイメージがあるのだろう。以下の3つが大きな理由だ。■品質の良くない日本酒(日本酒風の飲み物?)を飲んだ
お燗酒は、酔い心地もゆっくりのおすすめの飲み方
■一気飲みした、させられた
一気飲みは絶対にダメ!
■口当たりよく、飲み過ぎた
冷酒は口当たりがよく思わず飲み過ぎてしまう
また、お燗酒は酔い心地も穏やかで実は悪酔いしにくい飲み方。お燗酒の紅葉も知っておきたいところ。さらに酒8:水2くらいに割ってお燗にしてもいい。よい酒は薄まることなく柔らかい味わいで心地い酔いが持続する大人のお燗酒だ。お試しあれ。さらに心配ならば「和らぎ水」とよばれるチェイサー(水ですね)を合間に飲むのもいい。
稲作文化で生まれた日本酒の歴史は2000年。さまざまに変化し進化した日本酒は、今、この時代が最も高品質でバラエティも多い(もちろんこの先もますますよくなるだろう)。つまり日本酒を飲むにはもっともいいタイミングに私たちはいるということになる。さらに日本酒は日本人が世界に誇るべき日本の国の酒。日本人が楽しめないようでは本末転倒だ。日本酒との付き合い方、上手にしたいものだ。
【関連記事】
「ビールは太る」という大きな誤解を解いてみよう