二人の手を重ね合わせるロゴで思いを伝える
黄色が白ワイン、赤色が赤ワインのボトル
ドイツでワインの醸造を学び、そのままドイツでワインを造っていた栗山朋子さんと、フランスのブルゴーニュ地方の名門で醸造長を務めるギヨーム・ボットさんが、2010年から二人で手を携えながらワイン造りを始めました。ギヨームは、平日は勤め先の仕事に追われているので、造りの主体は栗山さんで、ギヨームがサポートするという方法です。二人の造りたいと考えるワインの方向性がとても似ているので、意気投合したのだといいます。お互いに補完し合って夢へ向かって歩んでいる様子は、彼らのワインを飲むとよく理解できますし、直接会ってみると更に納得します。
二人とも、土地の個性を反映させたピュアなワインを造りたい、という思いがあります。ですから、白ワインはフローラルで若い時は少し固い印象がありますが、キリッとした芯のある味わいです。赤ワインは、ブルゴーニュらしい赤い小さな果実の香りがとても綺麗に立ちのぼり、上品で緻密です。どちらも派手さはありません。むしろ、日本的な控えめながら実力がある人物を思い起こす感じでしょうか。
赤は「ブルゴーニュ ピノ・ノワール(3000円前後)」の他に「ヴォルネイ(6000円前後)」が、白は「ブルゴーニュ シャルドネ(3000円前後)」の他に「ムルソー(6000円前後)」や「シャサーニュ・モンラッシェ(8000円前後)」とあり、およそ価格が高いほうが長く熟成できます。
率直に伝えられる「感謝」ラベル
メッセージカード、不要ですね
このラベルは、ワイン・ショップが運営する「自由が丘ワインスクール」のPBなので、他では販売していません。しかもただのPBではなくて、スクールのスタッフさんや生徒さんが毎月一度産地へ赴いて、仕事をした結果出来上がって来るワインなのです。ですから、そうです! ご想像の通り産地は日本、山梨県です。
山梨県の勝沼町は日本ワインのメッカですが、その中でも甲州の銘醸地として知られる「鳥居平」という地区があります。小高い丘の中腹にあるブドウ畑です。南西向きでブドウがよく熟す環境にあるだけでなく、風通しがよく、寒暖差が大きく、水はけのよい痩せた土地、という好条件が揃っています。なので、もしも山梨県で畑の格付けをするならばこの地区が「特級」になるのではないかと言われているようです。
そして畑や造りの管理は、この地区の半分以上を所有している定評ある造り手「鳥居平今村」に依頼して、毎年少量ながらショップに届いているのです。味わいは、キリッとした辛口で寿司、天ぷら、懐石などの純和食との組み合わせがお薦めです。
とっても長持ちする豪華な花束
飲む前も、飲んだ後も楽しんでいただけます
ペリエ・ジュエのプレステージ品「ベル・エポック」は、古き良き時代を懐かしむ名前がつけられているだけでなく、アール・ヌーヴォーの名手として知られるエミール・ガレが、かつてペリエ・ジュエ社のシャンパーニュのイメージをボトルに描いたものが見つかり、再現したデザインです。描かれている花はフランスではアネモネと呼ばれていますが、実は日本の秋明菊だったのです。
野の花のように可憐で、しかもしなるような芯の強さを併せ持つペリエ・ジュエのスタイルを、ガレは秋明菊を通して表現したというわけです。そして、ちょうど現在市場にある2006年ヴィンテージは、とてもよい条件が揃った年ですから、保存環境さえよければ、10年、20年と熟成させることも可能です。もちろん、今すぐ飲んでも美味しいですが、数年後に思いだして飲んでもらうのもよいのではないかと思います。
送る方のお好みや年齢に合わせて、どうぞ最適な贈り物を!
<ワインデータ>
カテゴリー:赤ワイン
ワイン名:ブルゴーニュ ピノ・ノワール
生産者:シャントレーヴ(旧名:シャントリーヴ)
ヴィンテージ:2011
産地:フランス/ブルゴーニュ地方
ブドウ品種:ピノ・ノワール
輸入元:ラック・コーポレーション/ワインダール
参考価格:(2011年 3150円)
カテゴリー:白ワイン
ワイン名:鳥居平今村・感謝
生産者:鳥居平今村
ヴィンテージ:2012
産地:山梨県/勝沼町
ブドウ品種:甲州
販売元:ex-Wine
小売価格:2980円
カテゴリー:スパークリングワイン
ワイン名:ペリエ ジュエ ベル エポック
生産者:ペリエ ジュエ
ヴィンテージ:2006
産地:フランス/シャンパーニュ地方
ブドウ品種:シャルドネ主体+ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ
輸入元:ペルノ・リカール・ジャパン
希望小売価格:2万2050円(ギフト箱入り)