交通費以外の物価は意外に高い!
滞在日数が長い人は「銀聯カード」がおすすめ

コンビニ

コンビニエンスストアやコーヒーチェーンでの支払いも銀聯カードでOK。


中国で金額の一番高いお札は100元札です。100元は2016年2月のレートでは約1760円と少額。数万円替えただけでも結構な枚数になりますし、かといって上海の物価は決して安くありません。安いのは交通費と、中国語しか通じないローカルなお店くらい。それ以外は基本的に東京と同じ程度か、さらに高いこともあります。旅の内容にもよりますが、それなりの金額が必要になります。

多額の現金を持ち歩きたくない場合はクレジットカードを活用したいところです。ホテルにチェックインする際も通常はデポジットが必要になるので、持っていたほうが安心です。利用できる場所はホテルや中~高級レストラン、デパート、ブランドショップなど。だいぶ増えてはきたものの、まだ限られています。

クレジットカードよりも中国で圧倒的に普及しているのが銀聯カード(ぎんれんカード)です。「UnionPay 銀聯」のロゴのあるお店で利用できます。コンビニエンスストアでも対応しており、小額の買い物にも気軽に使えます。滞在日数が長い人やクレジットカードが使えない場所での出費が多い人、何度も中国を訪れる機会がある人にはとても便利なカードです。

銀聯カード

日本でも手軽に発行できる銀聯カード。

最近は日本でも中国を訪れる日本人向けの銀聯カードが発行されています。「三井住友銀聯カード」や「三菱UFJニコス銀聯カード」、マイルが貯まる「ANA銀聯カード」など。クレジットカードと同じ要領で口座から引き落とされます。銀聯カードの引き落としレートは銀行よりも有利な場合が多いようです。カード会社によっては発行手数料無料のキャンペーンを行っていることもあるので、チェックしてみてください。

クレディセゾンからは「NEO MONEY(ネオ・マネー)」というプリペイド式の銀聯カードも登場しています。利用ごとに手数料がかかりますが、発行も簡単ですし、チャージした金額しか使えないのでセキュリティ面も安心。中国のATMで人民元を引き出すことも可能です。

■銀聯カードでの支払い手順
端末機

銀聯カードの端末機。パスワードを入力します。

支払い手順は、クレジットカードと少し異なります。会計のときにカードを出すと端末機を渡されますので、事前に登録してある6桁のパスワード番号を入力します(このときに画面に表示される金額を確認するのを忘れずに!)。後は矢印の書いてある緑色の確認ボタンを押し、レシートにサインを書けば完了です。専用機器に電子ペンでサインをするパターンもあります。

銀聯カードを持っていれば、上海の旅行で現金が必要になるのは交通費や博物館などの入場料、市場、一部の小売店や個人経営店、オープンして間もないお店、といったところですが、何が起こるか分からないのが海外旅行。端末機が故障し、現金しか受け付けられないこともたまにあります。ある程度の現金は両替しておくのが安全です。

実際、最近はレートの変動が激しく、日によって金額がかなり変わることがあります。どこで両替するかよりも、いつ両替するかというタイミングを見極めるほうが重要なのかもしれません。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。