主演男優は混戦、主演女優はケイト・ブランシェットがリード
演技賞は、主演男優賞からチェック!〇全米映画賞受賞数による順位(主演男優賞)
- キウェテル・イジョフォー(『それでも夜は明ける』)
- マシュー・マコノヒー(『ダラス・バイヤーズクラブ』)
- ブルース・ダーン(『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』)
- レオナルド・ディカプリオ(『ウルフ・オブ・ウォールストリート』)
- クリスチャン・ベイル(『アメリカン・ハッスル』)
前哨戦の受賞結果はキウェル・イジョフォーの圧勝なんですよね。でもアカデミー賞を占う上で重要な賞と言われるアメリカ俳優組合賞はマシュー・マコノヒーが受賞しているのです。
以前は軽いラブコメ系に出演していたマコノヒーは、ここ数年振り切った芝居で演技派の仲間入り。やっと認められた感があり、もしかして大逆転があるかもしれませんが、前哨戦の受賞数でいえば主演男優賞はイジョフォー。しかし、そこにベテランの足音が。前哨戦で3番目の受賞数があるブルース・ダーンです。ベテランの底力、侮れません!
『ダラス・バイヤーズ・クラブ』で俳優組合賞を受賞したマシュー・マコノヒー!
お次は主演女優賞です。
〇全米映画賞受賞数による順位(主演女優賞)
- ケイト・ブランシェット『ブルージャスミン』
- サンドラ・ブロック『ゼロ・グラビティ』
- エイミー・アダムス『アメリカン・ハッスル』
- メリル・ストリープ『8月の家族たち』
- ジュディ・デンチ『あなたを抱きしめる日まで』
前哨戦の女優賞はケイト・ブランシェットが圧倒的な強さを見せています。出演作はウディ・アレン監督作で、アレン作品の女優は受賞する確率が高いということもあり、ブランシェットは最有力。
受賞数で追いかけているのはサンドラ・ブロック。宇宙で一人芝居という過酷な状況でもしっかり演じきる姿が映画人たちに評価されたのでしょう。前哨戦で食い込んできたのは熱演に加えて姉御肌な人柄が加味されていると予想。どんな賞でも結局人が選ぶものだから、そういう感情も入ってくると思うんですよね。エイミー・アダムスとメリル・ストリープは各自ひとつだけ受賞しています。
LOS ANGELES, CA - JANUARY 18: Actress Cate Blanchett poses for a portrait during 20th Annual Screen Actors Guild Awards at The Shrine Auditorium on January 18, 2014 in Los Angeles, California. (Photo by Theo Wargo/WireImage)
次は助演男優・女優賞いってみましょう!