関西イタリアンに超新星「イル ポーベロ ディアヴォロ」誕生

木津市場

夜の木津市場前

大阪以外に住む皆さんは、「木津市場」と言っても御存知ない方が多いのではないでしょうか。地下鉄で難波よりひと駅南の「大国町」にある「木津卸売市場」は「大阪の台所」として名高い300年の歴史を誇る老舗市場。

その「木津卸売市場」の東隣。阪神高速の高架下に2013年10月誕生したばかりのグルメゾーン「なんば木津まち横丁○(エン)」の中に、超新星と称したくなる若き才能が輝く一軒のリストランテがオープンしました。

イルポーベロディアヴォロ

Il Povero Diavolo。「可哀想な悪魔」という意味です

2014年1月15日に開店したばかりのその店の名は「Il Povero Diavolo(イル ポーベロ ディアヴォロ)」。イタリア語で「可哀想な悪魔」という意味です。シェフの羽田 達彦さんがスーシェフを務められていたイタリアのエミリアロマーニャ州の東の端、リミニ(Rimini)県のトッリアーナ(Torriana)にあるミシュラン一つ星の店「Il Povero Diavolo」のいわば暖簾分けの店なのです。

羽田シェフ

現在28歳の若き俊英、羽田シェフ。

シェフの羽田さんは地元大阪の貝塚市出身で現在まだ28歳! 大阪の調理師学校を卒業後、北浜のイタリアン店で2年間の修行後、イタリアに渡られてからは計4年間本場の料理を吸収され、その内「Il Povero Diavolo」には3年間在職されてスーシェフとして勤務。退店時には暖簾分けを許されるまでになられたのです。帰国後は一旦元居た店に戻られ、2年間の準備期間を経て「自分の料理を出すため」に今回独立されたというわけです。

店内

「Il Povero Diavolo」の店内

店の入り口側は全面透明な分厚いビニール張りで、ダウンライトにほのかに照らされる店内が丸見えというユニークな作り。グレーの床に白とグレーのツートンの壁。温かみのある木のテーブル(最大4名×3卓)と、コンクリートブロックを積んだ上に乗せられた木のカウンター(最大8席)。 ビル エヴァンス トリオのライブアルバムがとろりと流れる店内に身を置くと、何かしらNYに居るような気分にさせられます。

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