旬のみずみずしいキウイからは、切り口から水分があふれ出ています!
さて、せっかくキウイを買ったのに、固くて、酸っぱくて、おいしくないという思いを経験されたことはありませんか? ちょどよい具合に熟したキウイは、爽やかな香りに酸味と甘みのバランスが抜群! ここではおいしいキウイの選び方と保存の仕方を解説しています。
おいしいキウイの選び方
緑色の果肉のキウイはきれいな楕円形とうぶ毛をチェック!
- 緑色の果肉を持つキウイは、淡い褐色のうぶ毛がまんべんなくついていて、きれいな楕円形のものを選びましょう。
- 黄色いや赤の果肉のキウイはうぶ毛がほとんどなく、細長いものが◎
- 傷やヘコミがないものを選びましょう。
- 触ったときに弾力があるものが食べ頃です。果肉が固いものは追熟させてからいただきます。
キウイをおいしく保存しましょう!
キウイは完熟前に収穫しているため、そのままだと果実が固くて酸っぱすぎです。そのため、産地でちょうどよい具合まで熟させてから出荷しています。ものによっては食べ頃ぴったりなものもあれば、もう少し時間を置かないとおいしくいただけないものがあるので、キウイの様子を見て適切な保存をしてあげましょう。果実が固い場合
りんごと一緒にして追熟させましょう。
追熟の基本は常温に置いておくだけ。乾燥防止のため、ポリ袋に入れたり新聞紙で包んだりしてあげましょう。キウイのフルーティーな香りが漂ってきて、果実が柔らかくなったら食べ頃です。
環境にも寄りますが20℃前後の部屋なら数日から1週間ほどで食べ頃に。これより暖かいと追熟が進みすぎて腐りやすくなるので要注意です。
急いでいる場合は、ポリ袋にりんごかバナナを一緒に入れると早く熟します。これはりんごとバナナに含まれるエチレンガスが追熟を進める働きがあるおかげです。
果実が柔らかい場合
食べ頃を迎えているので、できるだけ早く食べましょう。ポリ袋に入れて野菜室へ入れて、2-3日以内にいただきます。
食べきれないようなら皮をむいて、輪切りにしたものをラップなどに包んで冷凍庫へ。自然解凍してから食べたり、フローズンスムージーやミックスジュースなどに活用しても◎。