絵本/春を楽しむおすすめ絵本

3月 新生活が待ち遠しくなる絵本(2ページ目)

入園・入学・進級など、新生活にのぞむ子どもたちは、みんな、ちょっとドキドキ、でもすごーくワクワクして、新しい生活を心待ちにしていることでしょう。そんな子どもたちに、新生活がもっと待ち遠しくなるような、楽しい絵本をご紹介します。

執筆者:大橋 悦子

入園後もずっと読みたい『おおきくなるっていうことは』

まず最初に、保育園や幼稚園の行事にちなんだ季節感たっぷりのお話シリーズ 『ピーマンむらの絵本たち(全12巻)』の中から、入園や進級時にぜひ読みたい絵本『おおきくなるっていうことは』をご紹介します。

「大きくなるって、どういうことなんだろう?」という疑問に答える形で、小さな子どもたちが納得できる答えが具体的に用意されています。「おおきくなるって ○○ということだよ」と言われるたびに、子どもたちは、笑ったり、考えたりしながら、自分自身の成長を実感することでしょう。

その答えの内容が、とてもいい! 読み手の大人は、その内容の1つ1つに、目の前の子どもたちの成長過程を重ねてしまい、ちょっぴりウルウルしてしまいます。最後に登場する園長先生が発するひと言「またひとつおおきくなった おめでとう みんな」の気持ちを込めて読んであげたい絵本です。

と、思っていたら、あれあれ、この園長先生、ピーマン村シリーズの『えんそくバス』で、寝坊して遠足に遅刻しちゃった先生だ……。子どもたちと一緒に、園長先生も成長しているのですねぇ?!

 
詳しくはこちらでどうぞ → 成長の喜びが溢れる『おおきくなるっていうことは』


胸がすくような成長物語『ダンプえんちょうやっつけた』

次にご紹介する絵本にも、子どもたちから慕われている園長先生が登場します。その園長先生は、体が大きくて、みんなからダンプえんちょうと呼ばれていますが、大きいのは体だけではありません。子どもたちへの愛情も規格外の大きさであることをうかがわせるエピソードが、いくつも登場します。

そんな園長先生と一緒に始めた「海賊ごっこ」で、海賊・ダンプえんちょうをやっつけようと、子どもたちは力を合わせて必死に戦います。これは、園長対子どもたちの真剣勝負なのです。

「えんちょうには、絶対に負けないぞ」という子どもたちの熱い想いがビンビン伝わってくる小さな冒険物語に、小さな読者たちもグッと引き込まれて、絵本の中の子どもたちを応援し始めます。特に、この戦いを通して、こわいことには手を出さなかった弱虫の女の子が、自分の殻を破り、ひと回り大きくなっていく姿は、大人にも子どもにもグッとくるものがあります。

新入園を迎える子どもたちだけでなく、大人の私たちにも、新生活への期待を高め、不安を打ち破る勇気を与えてくれる成長物語です。


詳しくはこちらでどうぞ → 遊んで育つ子どもたち『ダンプえんちょうやっつけた』


>> 次は、新入学の1年生におすすめの絵本をご紹介
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます