理想のフィンランドステイをイメージして最適な宿泊施設を選ぼう!

コテージ

ロヴァニエミのサンタクロース村敷地内にある、ファミリーでのびのび泊まれるコテージタイプの宿泊施設

旅の予算や快適さを大きく左右するホテル・宿泊施設選びは、旅行準備において特に大切。従来の快適性、利便性を重視するならまずホテルですが、宿泊施設の候補は必ずしもホテルだけではありません。特に、治安が良くデザイン大国としても有名なフィンランドでは、「暮らすように滞在する」旅のスタイルを好む観光客も多く、例えば自炊や自室サウナを楽しめるアパートメントタイプの部屋の人気は、年々高まっています。また、ラップランドなど自然のそばに宿泊するなら、コテージを貸し切るのも雰囲気満点でおすすめ。

ではフィンランドには具体的にどんな宿泊施設のタイプがあるのか、それぞれのメリットやデメリット、価格帯などについて紹介します。

 

ホテルは、等級はもちろん立地やアメニティの有無もよく確認してから予約

ホテル

フィンランドのホテルは、北欧らしくすっきりとしたモダンなインテリアでまとめられた部屋が多く、落ち着ける

旅先の宿泊地としてまず候補に上がるのがホテル。もちろんホテルと一口にいっても等級や個性はさまざまで、ヘルシンキでの相場は、平常シーズンのスタンダード・ツインルームで110~290ユーロほど。ホテル選びの際に重視したいのは、まずは立地。特にヘルシンキ市内は石畳の坂道も多く、大きなスーツケースを転がしながらの徒歩移動は大変なので、空港からのシャトルバスが経由するエリアや、到着地であるヘルシンキ中央駅周辺を選ぶと便利です。あるいはトラム停留所や地下鉄駅が近いかどうかを、考慮にいれることをお忘れずに。

アメニティ

室内に最低限のアメニティしか置いてなくてもびっくりしないで

それから、等級に関係なくフィンランドのホテル全般の傾向として、エコの観点からアメニティを極力置かない、ベッドメイキングも客がサインを出さない限り行なわない方針を打ち出すホテルが増えています。日本のホテルサービスの感覚で、シャンプーや歯ブラシ、寝巻きなど「あって当たり前」と思い込んでいるものが実際には置かれていないケースが多いもの。宿泊部屋には何があらかじめ設置されているのか、ベッドメイキングの頻度や意思表示の方法などは事前に確認しておきましょう。

あとは、室内でのインターネットの接続方法(パスワードをもらっての無料Wi-Fi接続が主流ですが、稀に有料サービスやケーブル接続のみの部屋もあります)や朝食の有無と時間、サウナ・バー・レンタサイクルサービスなどの有無、室内のシャワールームにバスタブがあるかなども、気になる人は予約前にチェックしておくことをすすめます。

フィンランドの各街のホテル情報を日本語で確認し、ウェブ予約をするなら例えばBooking.comサイトが便利です。

 

無人ホテルは、割安だが入室システムを把握しておくこと

オメナホテル

レセプションの代わりに、ホテルの入り口に部屋番号と暗証番号と入力する簡易コンピュータが設置されている。室内はどこもモダンで快適

フィンランドには、完全ウェブ予約制でレセプションを持たない代わりに普通のホテルより割安な(平常シーズンのスタンダード・ツインルームで50ユーロ~)、いわゆる無人ホテルが存在します。代表的なのが、ヘルシンキをはじめ各主要都市に店舗をもつ オメナホテッリ(Omenahotelli)。ウェブシステムで予約と暗証番号登録をしておくと、宿泊日の24時間前にメールで部屋番号が通知されるので、後は現場でホテルのドア前、部屋前それぞれにあるコンピュータに暗証番号を入力して入室する、というシステムです。

部屋にはビジネスホテルレベルの設備が整っており、普通のホテル同様快適に過ごせますが、到着直前に何らかのデバイスでEメールチェックが不可欠、無人なのでフロントに荷物が預けられない、トラブル発生時にはまず電話対応、掃除やベッドメイキングの頻度が低い、といった注意点が挙げられます。

次ページでは、ホテル以外の宿泊施設候補を一挙紹介!