iTunesの使い方/iTunesの使い方の基本

iTunes Storeで映画を購入しよう(3ページ目)

iTunes Storeといえば楽曲を買うところ、というイメージがありますが、日本では2010年に映画配信もスタートしています。楽曲と比べると単価は高く、なかなか手を出しにくいものがあります。そこで、ガイドが試してみました。

島田 祥輔

執筆者:島田 祥輔

インターネットサービスガイド

他の機器でも見る

iTunes Storeで映画を購入する最大のメリットは、Apple IDで紐付けしているiPhoneやiPadなどでも見ることができることです。
同じApple IDでサインインすれば、違う機器でも無料でダウンロードできる

同じApple IDでサインインすれば、違う機器でも無料でダウンロードできる


iPhone、iPod touch、iPadでは「ビデオ」アプリの中に映画の項目があり、他の機器で購入した映画のパッケージ画像が表示されます。パッケージ画像の右下にある雲のマークは、その機器にはダウンロードされていないが、購入済みであることを示しています。
上の[映画]をタップして、パッケージ画像をタップ

上の[映画]をタップして、パッケージ画像をタップ


パッケージ画像をタップして、雲のマークをタップするとダウンロードが始まります(もちろん無料です)。ある程度ダウンロードされると、途中でも再生が始まります。
雲のマークをタップしてダウンロード

雲のマークをタップしてダウンロード


無料でダウンロードできるだけでなく、他の機器で再生した位置も同期します。例えば、家のパソコンで途中まで見た後で、電車の中でiPhoneで再生すると、途中から再生が始まります。Apple IDで紐付けしているからこその機能です。


ダウンロード vs ディスク購入

最後に、映画のダウンロード購入と、DVD(またはBlu-rayディスク)購入を比較してみます。

まず、ダウンロードは価格が安いです。ただ、洋画は字幕と吹替が別商品扱いになっているため、いっしょに見る人で好みが分かれると問題になりそうです。

ダウンロード購入は、iPhoneやiPadなど、外出中でも気軽に見ることができます。もしDVDを外出先で見ようとすると、ポータブルDVDプレーヤーかノートパソコンを持ち歩く必要があり、それなりの荷物となってしまいます。

ただ、家の大画面テレビで見るときには、やはりBlu-rayディスクの画質には勝てません。

以上のことを考えると、電車内や寝室など、1人で見るときが多いならダウンロード購入、大画面テレビでゆったり見たいときはDVD(またはBlu-rayディスク)購入と買い分けるのがいいのかもしれません。

ちなみに、映画をiPhoneなどで見るなら、DVDから映像ファイルをコピー(リッピング)すればいい、と考える方もいるかもしれません。しかし、2012年の著作権法改正によって、コピー防止機能がある映画DVDなどをパソコンにコピーすることは違法となりました。刑事罰はありませんが、立派な違法行為であることを認識してください。
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