スウェーデン/スウェーデンの観光

現存するスウェーデン最古の町、シグトゥーナ (3ページ目)

シグトゥーナは、現存するスウェーデン最古の町と言われており、町の至る所に古代遺跡やルーン文字の石碑が見られます。ストックホルムから1時間ちょっとで行けるシグトゥーナの町は、ストックホルムからの日帰り旅行にぴったりです。ここでは、シグトゥーナへのアクセス方法や見所、観光のポイントなどをご紹介します。

サリネン れい子

執筆者:サリネン れい子

スウェーデンガイド

マリア教会(Maria kyrkan)

mariakyrkan

レンガ造りのマリア教会は、石造りの教会とは異なった様相で、シグトゥーナの町にそびえ立っています

マリア教会は、1247年にドミニコ会の修道院として完成し、現在でもドミニコ会の教会として唯一残っている教会です。メーラレダーレン(Mälardalen)と呼ばれる地域で初のレンガの教会として造られました。ロマン主義の建築とゴシック建築の境目の様式をしており、その他の石造りの教会とは全く異なった雰囲気を醸し出しています。

<DATA>
■Maria kyrkan
開館時間:連日9:00~16:00
住所:Olofsgatan2, 193 32 Sigtuna
TEL:+46 (8) 592 504 54

聖オロフ教会の廃墟(S:t Olofs Kyrkoruin)

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マリア教会のすぐ横にある聖オロフ教会の廃墟

マリア教会のすぐ隣にある廃墟が、聖オロフ教会の廃墟です。聖オロフ教会は、1100年代に建てられたスウェーデン最古の石造りの教会と推測されています。廃墟であるので、常に自由に見学が可能です。

 

聖ラーシュ教会の廃墟(S:t Lars kyrkoruin)

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塔部分のみが残っている聖ラーシュ教会の廃墟

聖オロフ教会を後にしてマリア教会とは逆方向に少し歩くと、聖ラーシュ教会の廃墟が見えてきます。100年に渡って栄えたシグトゥーナの町には、少なくとも6もしくは7の石造りの教会が建てられたとされており、聖ラーシュ教会もそのうちの一つ。現在は、1500年代に改装された教会の右の塔のみが残っており、自由に見学できます。

 

聖パーシュ教会の廃墟(S:t Pers kyrkoruin)

stlarsruin

聖パーシュ教会の廃墟、その当時の教会の大きさを感じさせる廃墟です

聖パーシュ教会も、聖オロフ教会と聖ラーシュ教会と同様に当時の王様によって、1100年頃に建てられたと推測されています。これらの教会の廃墟は、その昔シグトゥーナがいかに教会と強く結びついて成り立っていたかを象徴しています。
 

 

ルーン文字の石碑(Runstenar)

runsten

シグトゥーナには数多くのルーン文字の石碑が残っており、順番に見て回るのも楽しいです

シグトゥーナには、多くのルーン文字の石碑が残っており、世界でも有数のルーン文字の数多く残っている町として有名です。ツーリストインフォメーションでもらえる町の地図には、「R」の文字で位置が示してありますので、地図を片手に一つずつ見て回るのも楽しいのではないでしょうか。
 
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