注文住宅でも大切な土地探しだからこそ
土地というのは、家づくりの中でも大切なポイントです。もともと所有している土地がある人以外は、土地探しが家づくりの第一歩。注文住宅を希望するでも、土地探しから始める人の割合は意外に多く、半数以上の人が土地を購入して、家を建てています。そして、「土地探しに3年かかった」というように、なかなか希望通りの土地が見つからないという話もよく聞きます。アーチ型の梁と表しの木製梁が独特の雰囲気を作り出しているプラン
そこで、土地探しに行き詰まったと思ったら、ここはひとつ、視野を広げてみてはいかがでしょうか? どうするかというと、分譲住宅も視野に入れてみるのです。自分は注文住宅を建てたいのだから、分譲住宅は検討しないという人も多いと思いますが、いまどきの分譲住宅の中には、品質のいいものがあります。何より、条件に合った土地に建つ分譲住宅を検討の範囲に入れてみると、選択肢が広がり、自分の希望の家が見つかる可能性がぐんと大きくなります。
考えられた街づくりと将来的に楽しみな立地
今回、ガイドが見学し、いまどきの分譲住宅についての認識を変えるきっかけになったのが、ポラスグループが開発する「Mirai’s(ミライズ) 三郷中央」で、全92棟が開発されています。最寄り駅は「つくばエクスプレス」の「三郷中央」駅。都心まで20Km圏内で、不動産表示では東京駅までは秋葉原で乗り換えたとして20分。駅周辺には商業施設をはじめ、学校や公園、市役所、病院、図書館などが点在し、高速道路のインターも近くにあります。さらに周辺地域を見渡すと巨大なショッピングモールも点在していて、買い物も便利そうです。三郷中央駅からは、徒歩6~13分です。
この「Mirai’s(ミライズ) 三郷中央」は、UR都市機構の土地区画整理事業区の中にあります。幹線道路が引かれ、住宅地や公園などが整備され、新たな市街地が形成されつつあります。三郷市の代表的な存在としてふさわしい街づくりが推進されているというところでしょうか。
1棟1棟プランが異なる分譲住宅開発されています
なかでも、注目すべきは、建物の使い方を制限し、用途の混在を防いでいること。加えて、建物(住宅も含む)の最低敷地面積を制限して敷地の狭小化を防止することもルール化されています。これらの規制は、工場と住宅が混在したり、極端な狭小住宅が点在するなど、市街地の環境悪化を防ぐことにつながるでしょう。そのほかにも、建物を道路や隣地から一定以上離して建てるようにしたり、建物の形態や意匠などを制限して、周囲の景観と調和のとれたゆとりのある街づくりがすすめられているようです。こういった計画は、街に住人が定着していくに従って街の価値を高めてくれる可能性が高く、将来が楽しみな地域といえますね。
作り手は地元密着型のメーカー
こういった土地に分譲住宅を開発できるのは、ポラスグループという会社が地域に密着した住宅メーカーだからでしょう。埼玉県を中心として住まいづくりをしているので、その地域の特性や細やかな情報を収集し、企業活動だけでなく、本来の住まいづくりや入居者へのサポートに生かしているようです。また、社員の大半が販売エリアに住んでいて、社員の日々の生活自体が地域特性や情報収集に役立っているとともに、その地域に住んでいる人たちに受け入れられ、信頼される基礎ともなっているようです。
一定の地域で長く営業するには、その企業が誠実に事業を行い、地元に受け入れられなければなりません。そういった点では、長く地元密着で営業しているということは安心感につながると言えるのではないでしょうか。
さて、次ページでは、建設される住宅の特徴を見てみましょう。