AKB48を見て思わされる「エース像」とは
プロレスファンならアイドル見ても楽しめる! その逆も真! 2月19日に「アップアップDDT(仮)~アップアップガールズ(仮)vsほもいろクローバーZ、アイドルvsプロレス異種対バン戦Vol.1~」を控えたDDTプロレスリングの「大社長」高木三四郎選手に、アイドルにハマったきっかけであるAKB48についてうかがってみました。DDTプロレスリングの大社長でもある高木三四郎選手。昨年の両国国技館大会ではアップアップガールズ(仮)、LinQ、BiS、しず風&絆も参戦、プロレスファンもアイドルファンも試合の虜にさせた。またAKB48好きとして『BUBKA』(百夜書房)にも定期的に出演、ちなみに毎年AKBにならった「DDT48総選挙」も毎年開催している。
「紅白で卒業発表したじゃないですか? あの時僕ら後楽園ホールで試合に出てたんですよ。それが終わってツイッター追ってたら『卒業、卒業』って出てたから何かと思ったら…いやあびっくりしましたね。でもこれは言うまでもないですけどデカいターニングポイントですよね。前田敦子さん以上に大島さん卒業はデカいんじゃないかなあ」
――その後誰がセンター、グループの顔になるか、って問題がありますからね。プロレスでいえばエース。
「プロレスでも『エース待望論』とか『次期エース問題』ってのは絶対あるんですけど、『なんとなくこの人』っていうのはあるんですよね。ただ、今のAKBで誰っていうと現実難しいですよね。下の世代が育ちきってるかというとそうでもないじゃないですか。まゆゆとか指原なんでしょうけど。ただ知名度だと指原になるんでしょうけど、エースかというと『そうか?』って感じじゃないですか」
――ですねえ。似たような状況ってプロレス界でありました?
「あんまり例がないですよね…。比べられないというか。今ってライブやコンサートの中心人物と、バラエティ番組の中心人物って違うじゃないですか。それでどっちが影響力あるかというとバラエティだったりするんですよ」
――実際に客を引っ張ってくれますからね。
「でも、バラエティの知名度イコールエース、でもない。大島さんはライブとバラエティ、両方のバランスが良かったんですよね。そこに匹敵する後継者がいない」
――なるほど! 「エースのあり方」としてその両輪というのはわかりやすいですね。
「あとはBUBKA2月号(白夜書房)に新田恵利さんと大島さん卒業について対談してるので、そちらをご覧ください!」
――了解しました! では次に、これは高木大社長なら真相を知ってるんじゃないか……と期待してうかがいたいのが「島田晴香(AKB48・チームK)に女子プロレス団体からオファーが届く」という噂なんですけど……。