猫カフェの猫との遊び方
猫カフェにいるのは、人馴れした穏やかな性格の猫が多いです。ベテランの猫はきちんと営業中の顔をしてくれます。ただ猫なので突然休憩時間に入ったり、今から早退しますとばかりに寝てしまう子もいるでしょう。猫カフェの猫とはどのように仲良くなればよいでしょう。■猫に嫌われないように行動しましょう
猫は大きな声や急な動作を嫌がりますので、猫を見つけても「きゃぁ~~!」と近寄らないこと。その場にしゃがむとか自分の身体を小さくして、少しずつにじり寄ります。自分の仕事を心得ている猫であれば、新しいお客様が来ると目をキラキラさせてすり寄ってくれる猫もいますが、売れっ子さんはあっちこっちから声がかかるのですぐに移動してしまいます。指名はお客が決めるのではなく、猫が決めるのが猫カフェのシステムだと理解しておきましょう。
猫に気に入られる人は猫を追いかけ回さない人、しつこくしない人です。猫は見ていないようでも人の動きをちゃんと観察しています。全く猫に無関心で無視できる人の方が猫は油断するので、じわじわと近づくことができます。
■ニオイを覚えてもらいましょう
猫はニオイで相手を認識したり、受け入れるかどうか決めます。猫に近寄っても逃げられなければ、まず人差し指を出して猫にニオイを嗅がせ仲良くなれるか聞いてみます。猫は威嚇されている、攻撃されるのではないかと不安になるので、猫の目をじっと見つめない方がよいです。
■じらし遊びのテクニックをつけましょう
猫によっておもちゃ遊びの好みが色々ありますので、これだったら絶対に食いつく!というものはありません。ほとんどの猫は目の前でブンブンおもちゃを振り回されるより、物陰からチョコチョコ見えるか見えないかの動きに反応します。じらし遊びのテクニックを覚えると、猫の人気者になれるかも知れません。おもちゃがなくても、指の動かし方ひとつでも猫の注目を集めることが可能です。
■寝ている猫は起こさない
猫カフェに限らず、猫の相手をするときに絶対にしてはいけないのは寝ている猫を起こすことです。猫が休業状態に入ったら、それはそれで猫の寝姿や寝顔を見て楽しむことができますし、そぉっとだったら肉球をタッチすることもできるかも。
■ひとり遊びしてる猫は観察を
猫が自分に構ってくれなくても、猫カフェでは文句をいえません。嫌がる猫を無理矢理抱っこしたり、ひとり遊びしている猫を無理強いして自分の方に連れてくるのはやめましょう。猫がひとりの世界に浸っているときは、猫をじっくり観察できるチャンスです。店によっては猫を抱くことを禁止しているところもあります。
■目的を決めて行く日を選ぶ
猫と思いっきりおもちゃ遊びしたいのであれば、猫が一番活発な時間帯をスタッフに確認して行きましょう。たいていは開店後すぐ、または夕方から夜にかけて活発になることが多いようです。猫の寝姿や、猫とまったり落ち着いた時間を楽しみたいのなら、雨の日、または午後1時~4時頃が狙い目です。