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猫を預けるペットホテルの選び方(2ページ目)

留守の間、動物病院やペットホテルに猫を預ける場合は、どのようなホテルを選べばよいか、注意する点や必要な持ち物などを紹介しています。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

預ける前には必ず事前確認

預ける予定が決まったら、必ず事前に見学に行きましょう。ホテル内は清潔で不快なニオイがしないかチェックし、預けられている猫の様子を観察してください。食べ残しの食事が置かれていないか、きれいな飲み水が置かれているか、トイレが掃除されているかも見ましょう。そして対応してくれるスタッフとの面談、スタッフの在駐時間の確認も必要です。万が一、猫の具合が悪くなったときの提携先の動物病院や、細かい料金設定も聞きましょう。

預けると決める前に、以下の基準をクリアしているかの確認も必要です。

  • 動物取扱業の登録がされていること
    動物取扱業の登録証の掲示が義務づけられています。ホテル内に掲示されているか確認しましょう。
     
  • 猫専用スペースが用意されている
    必ず、猫だけのスペースが用意されているところに預けてください。たとえケージで隔離されていても、犬やそのほかの小動物が同じ部屋にいれば、猫には大きなストレスがかかります。
     
  • ワクチンや駆虫が義務づけられているところ
    「ワクチンやノミ・ダニの駆虫がされていない猫は預かれません」というような規約があれば、最低限はきちんと健康管理されている猫しかいないと考えられます。少し厳しいなと思えるほど、きちんと規約を作っているところの方が安心できます。
     
  • 脱走防止策がとられている
    猫宿泊エリアから外に出るまでに最低でもひとつ以上の扉があること、その扉が踏めば開く自動ドアではないことを確認してください。もし何かでケージの扉が開いても、すぐに猫が外に飛び出さないような予防策がとられていることが必要です。
     
  • 換気と空調
    猫の宿泊エリアが暑すぎず寒すぎずの適温で管理されていて、空気清浄機など、ウイルス感染に対する予防策がとられている方が安心できます。
     
  • 室内の消毒方法
    猫が置かれるスペースはどのように消毒されているか、またどんな消毒薬を使用しているかも確認しましょう。

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