/猫と旅行・留守番・ペットホテル

猫を預けるペットホテルの選び方(3ページ目)

留守の間、動物病院やペットホテルに猫を預ける場合は、どのようなホテルを選べばよいか、注意する点や必要な持ち物などを紹介しています。

岩田 麻美子

執筆者:岩田 麻美子

ネコガイド

持参するもの

いきなり新しいフードに変えると食べなかったり、お腹の調子が悪くなることがあるので、猫がいつも食べている食事(フードや缶詰)を宿泊分より余分に持参してください。できれば、食器も家で使っているものを持ち込む方がよいでしょう。

自宅で使用している猫のベッドやニオイのついた毛布などを持参して、少しでも猫がリラックスできるようにしてあげてください。

猫の性格や毎日の様子をメモ書きして担当者に渡しましょう。メモには、家での食事の時間、量、内容、回数、そして留守中の連絡先も忘れずに明記しておきます。万一猫の体調が悪くなったときに、かかりつけの動物病院に連れて行ってもらえるのであれば、その連絡先なども知らせておきましょう。ワクチンやノミ・ダニ駆虫の証明書などのコピーも持参した方がよいでしょう。

動物病院か? ペットホテルか?

もともと持病を持っていて特別な療法食や治療が必要な猫であれば、かかりつけの動物病院に預けるのが一番安心できます。しかし、動物病院はもともと治療に通うところ。どんな感染症を持っている猫がいるかわかりません。預け先の動物病院が、入院している患畜とは別にホテルスペースを用意していれば安心して預けられますが、入院棟しかない場合は先生に相談してみてください。ペットホテルと同様に、猫だけのスペースが確保されていることが必須です。


猫を飼う前から、家を空けることが多いとわかっていれば、猫が幼い頃から月に1度、もしくは定期的にペットホテルに預けて慣らしておくことをお勧めします。何度も預けられて、それが習慣化していると猫のストレスも少ないかもしれません。

非常に警戒心が強く、家族以外の人には懐かない、動物病院に連れて行っても威嚇したり、ひどくなるとお漏らしして抵抗する……。もしあなたの猫がこのタイプであれば、できる限り家に置いて面倒をみてくれる人を頼んでください。環境変化に対応できない猫は、預けられることで病気になることもありますので、ご注意ください。

【関連記事】
猫を飼うための条件
耳から読み取る猫の気持ち
しっぽから読み取る猫の気持ち
鳴き声としぐさから読み取る猫の気持ち
猫の留守番のさせ方
安心できる猫シッターの選び方
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で猫のペット用品を見るAmazon で猫のペット用品を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます