ロボットがロボットに会った
彼らが、2003年にリリースしたアルバムが、『Robotmetrobot』。「robot」と「met」と「robot」をくっ付けだけです。「Robotmetrobot」というかなりKraftwerk風のタイトル曲もあり、「はい、はい」と多分日本語ととれる歌詞もあります。Robotmetrobot (YouTube)
01. Apartment On The Moon
02. Humanoid Boys
03. Disconnected
04. MTV
05. Co-cain
06. Word Problem
07. Человек машина
08. Entschuldigung
09. Метрополитен
10. Robotmetrobot
11. Робот-синтезатор
12. R.O.B.O.T.S.
曲名のテクノポップ度が半端ではありません。タイトル曲以外でも、ロボットに対する深い愛情に溢れています。2曲目は「ヒューマノイド少年」、7曲目はロシア語ですが「Man Machine」、11曲目は「ロボット・シンセサイザー」、12曲目は文字通り「R.O.B.O.T.S.」。
「Робот-Синтезатор(ロボット・シンセサイザー)」のクリップ。高度な映像技術を駆使したとは言いがたいですが、懐かしいレトロ感でいっぱいになります。他のアルバム曲も、静止画ですがYouTubeで聴く事ができます。
Робот-Синтезатор (YouTube)
赤いツナギの3人
2004年には、3曲入りシングル『Crunch』をリリース。何故か「Nestle」のロゴマークが印刷されていますが、タイアップCDかなんかでしょうか? 確かにタイトルはNestleのチョコレート・ブランド名。「Crunch Your Body」クリップで初めて、リアルな3人の姿が見れます。赤いツナギを着用し、2台のショルキーとギターで、ちょっと遅れてきたニューウェイヴっぽい出立ちです。01. Crunch Your Body
02. Электрик
03. Джонни Рокет Бой
Crunch Your Body (YouTube)
紹介できる音源がみつかりませんが、2006年に『Roboti Remixed』というリミックス・アルバムもリリースしています。現在も活動しているかどうかは甚だ疑問なのですが、一番最新で2009年に「Siberia(シベリア)」という曲をMySpaceに上げています。「ロシアにガチのテクノポップ・バンドがいるか?」という問いに対して、一つの回答が出せましした。
Roboti (MySpace)