“大黒柱”がチャレンジ精神旺盛なデザインに
新デザイン戦略を用いた初の市販モデルとなる、コンパクトハッチの4代目。国内には5ドアのみを用意、装備の異なるアクティフ(199.8万円)、ゼン(215万円)、インテンス(238万円)をラインナップする
そんなラインナップの中心となるべきモデルながらも、新型のスタイリングデザインはチャレンジ精神が旺盛だ。最新ルノーのデザインテーマは、「サイクル・オブ・ライフ」。人生を6つのステージに分け、それに応じたデザインコンセプトを与えたモデルを提案することで、ルノーの企業理念「ヒューマン・セントリック」を実現していこう、というもの。
キーワードは、“シンプル”“官能的”そして“温かみ”。新型ルーテシアは、そんな新デザイン戦略の源というべきコンセプトカー“デジール”を創りあげたチームがまとめあげた。
ボディサイズは全長4095mm×全幅1750mm×全高1445mm、ホイールベースは2600mm。旧型より全高を40mm下げつつ前後トレッドを拡大、リアドアのハンドルはサッシュ部に配置するなどスポーティなスタイルに
インテリアも、ちょいと奇抜。質感はさほど高くない、のだけれども、シャレている。光り物や人気のマテリアルを安易にあしらうのではなく、全体として“魅せる”デザインとした。
日本仕様には、トリムレベルの違いで3グレードを用意した。パワートレインは、1.2リッター直噴直4ターボ+6速デュアルクラッチで3グレードともに共通。もちろん、高性能仕様のR.S.=ルノー・スポールも用意されている。