記憶術/記憶術の例

ゴロ合わせで英単語を記憶する!実践編(2ページ目)

だれもが苦労する英単語記憶。これに強力な効果を発揮するのが「ゴロ合わせ」。前回はゴロ合わせ英単語記憶・5つのポイントを紹介・解説しましたが、今回は実践編として20の英単語の意味をゴロ合わせで一気に記憶します。5つのポイントの復習に加え、他人が考えたゴロ合わせを使う際のポイントもお伝えします。

宇都出 雅巳

執筆者:宇都出 雅巳

コーチング・マネジメントガイド


ゴロ合わせ記憶実践--この20個の英単語の意味は?

それではいよいよ実践です。

まずは、次に挙げた20の英単語。その意味がわかりますか?

  apparatus
  breed
  brood
  collapse
  correspond

  decay
  decent
  deplore
  descend
  fetch

  imply
  moderate
  nursery
  rural
  satire

  smother
  sober
  spontaneous
  undertake
  undergo

まずは意味のわかる単語は外して、ゴロ合わせで覚える単語の数を絞りましょう。わかる単語は外して数を絞るのは英単語記憶の基本中の基本です。


ゴロ合わせ記憶実践--ゴロでイメージ化する

笑顔

ゴロ合わせ記憶は笑って楽しみながら

覚えなければならない単語が明らかになったら、いよいよゴロ合わせの出番です。自分でゴロを考えてもいいですが、以下に挙げたゴロで覚えてみてください。

  最初の太字部分が英語のゴロ、次の太字部分が意味となります。

  apparatus:あっぱれ、助ける装置
  breed:ブリ、移動しながら卵を産む
  brood:ブルーでじっと考え込む
  collapse:こらっ!プスッとやると崩壊する
  correspond:これスッポンだ!形が一致する

  decay:実刑衰える暴力団
  decent:爺さんとデート、でも見苦しくない
  deplore:辞意、プロは 嘆き悲しむ
  descend:実践!どうやって降りるか。
  fetch:笛違えて、取ってくる

途中ですが、ここで一つ注意です。ここでがんばって文章を覚えようとしてはダメです。先ほど復習したゴロ合わせのポイントの2つめ、ゴロ合わせの言葉をイメージ化することを思い出して下さい。

自分でゴロを考え出した場合は、ほぼ必ずイメージも同時に浮かべています。しかし、ほかの人が考え出したゴロを使う場合は、イメージ化することを意識的に行う必要があります。

それでは続けていきましょう。

  imply:委員、プライドをほのめかす
  moderate:「まぁ、誰?」と 穏やかな驚き
  nursery:成せり! 子供部屋付き一軒家
  rural:ルールある 田舎の
  satire:世帯やしなうとは皮肉

  smother:「住まず」は 息が詰まるから
  sober:そばにいたいのは真面目な
  spontaneous:「スッポン、手に」は自然の力頼み
  undertake:安藤って、いい子ならうちで引き受ける
  undergo:安打後経験するスランプ

イメージできましたか? 

もし、「なかなかイメージできなくて……」という人は、ゴロ合わせ記憶の最初のポイント、バカバカしい言い換えを面白がる遊び心を思い出してください。イメージを楽に作るには、バカバカしい「イメージ」を面白がる遊び心が必要ですから。

では、英語を見て、そのゴロのイメージが思い浮かぶか、さらには意味が思い出せるか、チェックしてみましょう。すぐに覚えられなくても落ち込まないでくださいね。落ち込む時間をもう一度くり返す時間に当てて、3回もくり返せば、忘れようにも忘れられないくらい覚えていることに気づくでしょう。

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