上半期のダート王者が決定!
「フェブラリーステークス」

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2013年のフェブラリーSを制したグレープブランデー(写真 JRA)

日本ダービーや有馬記念など、私たちがニュースでよく見る競馬の大レースは、芝コースを舞台にした戦い。しかし日本の競馬では、芝コースのほかに、砂を主体としたダートコースでのレースも行われています。

芝とダートでは求められる能力に大きな違いがあり、基本的には、各時代において芝とダートの王者がそれぞれ存在するもの。そして、そのダート王者を決める戦いが2月に行われます。それが、G1フェブラリーステークス(ダート1600m、東京競馬場)。G1とはレースの格付けで、最高位を意味します。

JRAの競馬場で行われるダートのG1レースは、年に二つ。2月のフェブラリーステークスと、12月のチャンピオンズカップ(ダート1800m、中京競馬場)です。となると2月のフェブラリーステークスは、いわば上半期のダート王者を決める戦い。まだ寒さ厳しい中、実績十分の猛者たちが集うわけです。
 

ダートのG1には、巨漢たちが集結

繰り返しますが、芝とダートでは求められる能力が異なります。スピードが必要になるのはどちらも同じですが、加えてダートで重要になるのはパワー。砂浜の上を走るようなものですから、パワーがないとスピードが出ないばかりか、スタミナも消費してしまいます。

だからこそ、フェブラリーステークスで見てもらいたいのは、出走馬たちの雄大な体つき。サラブレッドは、400kg弱から500kgを超える馬までさまざまですが、ダートの一流馬となると、ほとんどが500kgオーバー。530kgや540kgなんていう「巨漢馬」も当たり前にいるのです。

もちろん、ムダな脂肪などありません。突き詰めた究極の馬体でありながら500kg越え。人間でいえば、ムキムキの鍛え上げられた巨人プロレスラー。パワーが必要になるダートレースだからこそ、そういう馬たちがそろうのです。

そんな巨漢馬たちが争う最後の直線は、迫力十分。砂塵舞う白熱の戦いを見て頂ければと思います。