マンション相場・トレンド/マンション相場・買い時

2014年のマンショントレンド考察 『違い』に注目(2ページ目)

2014年がスタートしてもうすぐ一カ月。マンション市場の動きはどうなっているのでしょうか。直近の市場動向と2014年前半のトレンドを紹介。マンションの価値を維持する「違い」を考えてみたいと思います。

岡本 郁雄

執筆者:岡本 郁雄

マンショントレンド情報ガイド

 

地域の中で注目度を維持する『立地の違い』
その街ならではの稀少なスポットがある

パークマンション千鳥ヶ淵の外観

パークマンション千鳥ヶ淵の外観

隣の写真は、「パークマンション千鳥ヶ淵」。旧フェヤーモントホテルの跡地に建つ全64邸は、千鳥ヶ淵に近接したロケーションで千代田区のマンションの中でも際立つ存在感。昨年、高倍率で即日完売した「ザ・パークハウス グラン 千鳥ヶ淵」の人気の一因も千鳥ヶ淵に近接したロケーションだった。外国人の「日本買い」のトレンドで存在感を高めている台湾の人もこうしたエリアを好むようです。

次の写真は、「シティハウス府中けやき通り」の西側の馬場大門のケヤキ並木側から見た外観。大國魂神社の参道でもありケヤキの並木が500m以上連なります。天然記念物でもあるケヤキ並木は、地域の人気も高く夏は日射しを遮り、冬は日照を取込む自然のエコは、マンションに大きな付加価値を与えています。
シティハウス府中けやき通りの外観

シティハウス府中けやき通りの外観

また、供給ストックが増えつつある湾岸エリアでは、中古マンション市場の中でマンションの差異だけでなく、住戸条件でも人気に違いが出てきています。湾岸エリアで購入するということは、「水辺の生活」の憧れがある人は多いはずです。運河沿いに面する部屋かどうかで流通価格の差が大きくなっている物件もあります。
湾岸エリアのマンション

湾岸エリアのマンションでは、住戸条件で人気度合いも変わる

立地の稀少性は地域によっても様々。古くから街が形成され、木造住宅などが密集した既成市街地の再開発プロジェクトなどは、防災面などの安全性から人気の街区になっているケースは多々あります。こうした『立地の違い』は、注目したいポイントです。
 

街のランドマークに 建物のデザインなどの『商品企画の違い』
緑豊かなランドスケープや魅力ある街づくりは競争優位性を高める

ワテラスタワーレジデンス

ワテラスタワーレジデンスのスタイリッシュな外観フォルム

写真は、当サイトでも2011年に紹介した「ワテラスタワーレジデンス」の外観フォルム。昨春に竣工し、中古市場でも流通し始めていますが特徴あるスタイリッシュな外観フォルムや公園や商業施設の一体整備による魅力的な生活環境もあり人気のようです。
ワテラスタワーレジデンスのテラス

ワテラスタワーレジデンスのアトリウム部分。低層階から中層階まではオフィスゾーン

1階から3階までは、コミュニティフロア。4階から19階がオフィス。20階から41階がレジデンスフロアの構成。総武線「御茶ノ水」駅4分の神田淡路町界隈は、商業オフィスの開発が相次ぎ、業務ゾーンとして魅力が増している点も人気の要因です。
せせらぎ

ワテラスタワーレジデンスの横に流れるせせらぎ

しかし街を訪ねて魅力に感じるのは、広い広場や人口のせせらぎなどによって地域に潤いをもたらしている点。このプロジェクトならではの『商品企画の違い』を感じることも市場で評価されている理由でしょう。

2014年は、昨年同様に新築マンションの供給の活発化が予想されています。『立地の違い』『商品企画の違い』に注目してマンション探しをするのも良いのではないでしょうか。
 
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