サンピエトロ大聖堂周辺でほかに見られるものは?
広場の右側柱廊、フェンス沿いに進んでいくと聖堂入場者のためのセキュリティチェックがあります。右の方にに見えている案内板は、左側の黄色いものが服装についての注意点、その右下には「ブロンズの大扉(Portone di Bronzo)」と「聖堂入口」が矢印とともに記してあります。左奥に聖堂正面とクーポラが見えています
広場の右側柱廊にある服装についての注意とブロンズの大扉及び聖堂入口の案内板。ここで服装を見直しておかないとセキュリティチェックをやり直す羽目になります
まず広場には17世紀の建築家ベルニーニが造った大きな楕円形の柱廊が広がっています。聖堂に向かって右側に入場の列ができているはず。大聖堂をバックに広場で写真など撮りたいところですが、もし列が短かったら、すぐに並んでしまった方がいいでしょう。
広場右側柱廊の奥にあるバチカン郵便局。この左にトイレがあります
ブロンズの大扉でバチカン宮殿を警護するスイス人衛兵
聖堂入場の前に
サンピエトロ大聖堂では、聖堂の他にミケランジェロが設計したクーポラ、歴代のローマ教皇や王族の墓所であるグロッタ、宝物博物館、そして特別展示スペースのBraccio di Carlo Magnoを見学することもできます。階段のところで聖堂とグロッタ、またはクーポラと売店に行く通路が分かれますので、階段を上る前に行く場所を決めておきましょう。クーポラに行く場合はこの案内板を目印に
もちろん、聖堂だけを見学してクーポラには上らなくてもいいのですが、クーポラに行くつもりがあるのなら、チケットを買う人の列がなければ混まないうちに先に行ってしまった方がいいでしょう。朝8時から開いていますので、早朝ならほとんど並ばずに行けます。もし長い列ができていたら、先に聖堂を見ておきましょう。クーポラに行くとき、上る途中にあるテラスからクーポラの内側に入り、聖堂内部を見下ろすことができます。
階段を上がって右の方に、シスターがいる売店と、その奥にクーポラへのチケット売り場があります。階段で上る場合(合計551段)と途中までエレベータで上る場合(320段)で、それぞれ6ユーロ・8ユーロと値段が違うので、事前にどちらのチケットを買うか決めておきましょう。
こちらの案内板には、クーポラに階段だけで上る場合とエレベータ使用の場合の階段の合計段数が記してあります