歌舞伎座周辺のおすすめお土産スポットは4か所
歌舞伎のお土産を買えるところは、歌舞伎座周辺に限ると4ヶ所です。東銀座駅を降りてすぐのところにある地下2階・木挽町広場にある「かおみせ」と、歌舞伎座タワー5階の売店「楽座」、歌舞伎座内部の1階売店と3階売店。
ちなみに、一幕見での観劇の場合、4階ですので歌舞伎座内売店に入ることはできません。1階売店は、歌舞伎座正面玄関から入って右手。人形焼や手ぬぐい、GINZA KABUKIZAコラボレート商品などを置いています。3階売店は、目出鯛焼きや甘味、発酵食品などと歌舞伎土産などを扱っています。歌舞伎座でのお土産購入は計画的に
歌舞伎座の公演は、通常5時間ほどの長丁場です。歌舞伎座に入場できるのは上演の30分前。終了後はあまりのんびりできません。休憩は、演目の間に小休憩10分程度と長い25分程度の休憩があります。しかし、長い休憩時間でも食事をとったり、トイレに行ったりとなると、意外とお土産を買う時間も限られてきます。上演30分前には開場となりますので、時間に余裕をもてるよう、なるべく開場直後に入りましょう。大きな荷物があるときには、地下か3階にコインロッカーがありますので即、ロッカールームに直行して預けてしまったほうが楽です。(100円。大きなコインロッカーは200円)。
お土産屋さんに入ってざっと眺めておき、買いたいものの候補を決めておきましょう。誰に買うのか、食べ物なのか、雑貨なのか。予算はどれくらいなのか。 休憩のときには込み合うので、あれこれ悩んでいるとあっという間に時間がなくなってしまいます。あらかじめ決めておいた候補を、長い休憩時間にサッと買いましょう。
歌舞伎座と銀座の老舗がコラボした限定お土産
歌舞伎座土産物店では、季節に応じたもの・その月の演目にちなんだもの・定番・お馴染みのキャラクターの歌舞伎座バージョン(たとえば、助六スヌーピーのクリアファイルなど)など、置いてあるものは様々。今回は、定番の中でも銀座の老舗企業とのコラボレートお土産・歌舞伎座限定お土産をご紹介しましょう。■銀座松崎煎餅の瓦煎餅「三味胴」
歌舞伎座独特の絵柄は、職人が1枚1枚丁寧に色付けをしています。鮮やかな彩りの歌舞伎座タワーのデザインやくまどりなど、どこかおしゃれで品のいい逸品です。歌舞伎座内売店のみの販売。(オンラインショップあり)8枚入り1500円(以下すべて税込)
■塩瀬総本家の歌舞伎座羊羹
650年の歴史を誇る塩瀬総本家。黒・柿色・萌黄色の3色を見れば心が躍る歌舞伎ツウの甘党には、この羊羹を。コンパクトなサイズなので遠方の持ち帰りも楽。3本入り800円。歌舞伎仕様の箱は歌舞伎座のみの販売です。
■榮太郎総本舗の成田屋歌舞伎缶
榮太郎飴。缶には、十二代目團十郎と十一代目海老蔵の絵柄とサインがデザインされており、成田屋ファンにはもってこいのお土産です。箱も團十郎・海老蔵の名前入りでしっかりしています。飴がなくなってもずっと團十郎さま・エビさまとご一緒ですね。2缶入り1500円。(通販あり)
■赤坂青野のくまどり餅
なんといってもその入れ物のインパクトの強さでは抜群なのが、くまどり餅。赤坂青野の赤坂餅は、クルミと黒糖を練りこんだお餅にきなこをまぶした上品なお菓子ですが、歌舞伎座とコラボして誕生したのがこれ。ひとつひとつ風呂敷に包まれた細やかな名品ですが、お土産をもらう側のテンションアップもまちがいなし。風呂敷もくまどり柄です。(歌舞伎座限定)1700円。6個入り。
■資生堂のKABUKIZAあぶらとり紙
資生堂プロデュースのこの商品は、天然麻100%で作られており、余分な皮脂をそっと吸い取ります。鳳凰のデザインもシャープです。甘いものを控えている女子におすすめ。30枚入り880円。歌舞伎座内の売店とSHISEIDO THE GINZAでのみの販売です。
ほんの一部のご紹介ですが、どのお土産も老舗と歌舞伎座の心意気のこもったものばかりですね。
さて、お土産情報として最後に伝えたいのは、木挽町広場に出ているお土産屋です。歌舞伎座内は混雑しているので、あとで木挽町広場で買えばいいやと思っていると、買えないことがあります。それは木挽町広場の終了時間が意外と早く6時半であるため。午後の部を観た後だと店じまいしており、買うことはできません。限定商品もありません。ご注意を。
歌舞伎座のお土産情報、いかがでしたか? 今回は食べ物を中心にご紹介しましたが、ほかにも魅力的なお土産はまだまだたくさんあります。買ってうれしく、もらって心躍る歌舞伎座のお土産。売店の混雑をものともせず、ぜひゲットしてみてくださいね。
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