歌舞伎に初めて行く方のための歌舞伎座のランチ情報についてご紹介しましょう。午前の部の場合、歌舞伎座開場は通常10時半。開演は11時です。歌舞伎座内で食べることもできますし、持ち込みも可能です。
 

歌舞伎座内お食事処

1階 桟敷席
こちらは、桟敷席のチケットを持っている人のみが事前の予約ができます。食事の幕間までに座席に届けてくれます。お茶のサービスもあり、食事が終われば係員が器を下げてくれます。
桟敷幕の内:3800円
桟敷寿司:3800円
予約03-3545-6820

2階 お食事処 鳳 
要予約
落ち着いた雰囲気で食べることができます。
季節のごちそう膳:4000円(20食限定)
※ビール日本酒あり。

 
2階 お食事処 鳳

2階鳳

 
3階 吉兆  月替わりの松花堂弁当(お椀、ご飯、果物):6500円

高級な料亭のお弁当をゆったりとしたお席でいただくことができます。けれども、どんなにゆったりといただきたくても幕間時間は30分。
3階 吉兆月替わりの松花堂弁当

3階 静かな佇まいの吉兆


歌舞伎ツウの方の「この一幕は観なくてもいいわ、こちらでゆっくりとしていましょう」なんて利用の仕方ならぜひおすすめですが、歌舞伎初心者や親子連れが「歌舞伎も見たい。吉兆にも行ってみたい」と欲張っては、両方の良さを堪能できないかもしれませんね。
予約 03-3542-2450

3階 花篭 ※要予約 さまざまなメニューがさっと出てくるお食事処。幕の内弁当、お寿司からうな重まで2000円前後から4000円くらい。ビール日本酒もありますが、食後の眠気にご用心。
予約 03-3545-6820
 
3階 花篭幕の内弁当、お寿司からうな重まで

3階花篭

 
1階 喫茶室檜
サンドイッチや食べるスープなどの軽食やスイーツを食べることができます。大倉陶園の器を使って本格的に淹れたコーヒーを楽しむことができます。コーヒーとスイーツで眠気を撃退しましょう!
 
1階 喫茶室檜サンドイッチや食べるスープなどの軽食やスイーツ

1階檜

 
では、次のページでは、持ち込む場合の調達場所についてご案内をします。

木挽町広場のやぐらが便利!

東銀座駅利用なら、劇場真下にある木挽町広場地下2階のお弁当処「やぐら」で買うのが一番便利です。
木挽町広場のやぐら幕の内弁当や、お稲荷さん、助六、サンドイッチ

木挽町広場 やぐら


幕の内弁当や、お稲荷さん、助六、サンドイッチなど常時約20種類が揃っています。
 
中でもおすすめは、歌舞伎座のオリジナル弁当「お好み弁当」。地下鉄の改札を出て パッと買って、すぐエスカレーターに乗れば歌舞伎座です。やぐらのお弁当は800円から2000円で買うことができますよ。
 
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「やぐら」の「お好み弁当」


 

銀座方面から来るなら歌舞伎座近くのデパ地下で

銀座方面から来る方で、わざわざ木挽町広場の地下2階に降りたくないなら、デパ地下で購入してはいかがでしょうか。歌舞伎座から一番近いデパートは銀座三越、その次が松屋です。観劇弁当などを売っています。

もちろん「観劇弁当」という名称にこだわることはないのですが、観劇弁当は「彩りが美しい」「膝の上でまとまるこぢんまり感」「手ごろなお値段」で人気です。ご飯は食べやすい俵型。美しい包装紙や風呂敷に包まれているので、膝の上でふんわりと広げれば、ナプキン替わりにもなり服が汚れません。
 

膝の上でまとまるというのは、結構大事で、テーブルなどがない状態で食べる場合が多いですから、あまり大きく広げたり、まとまりにくいものはNGです。

銀座三越の地下ではよりどりみどり百花繚乱のお弁当の数々。 1000円未満から、3000円くらいまで、選び放題です。(季節によって、具材や価格は変更されます)
 
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「京料理美濃吉」の「観劇弁当」1188円(税込み)

 
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「懐石料理青山」の「観劇弁当」1566円(税込)


とはいえ、前述したように歌舞伎座開場は10時半。開演は11時。三越の開店が10時半なので、開店と同時に入り、ぱっと買ってすぐ歌舞伎座に向かいましょう。

一方、松屋銀座は10時開店。少し時間に余裕がありますが、三越より若干遠いです。松屋では新橋演舞場と歌舞伎座での開演日のみ、観劇弁当を販売しています。

歌舞伎座前の道路を隔てた正面にある「木挽町辨松」もおすすめ。
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創業140年。丁寧に作られた伝統の味だ


なんとなーくビジュアルは地味ですが、ひとつひとつの惣菜の味がとってもいい。創業140年の味は本物です。ガイドはいつも赤飯弁当2番を買いますが、これが730円といううれしい価格。赤飯にこだわらなければ幕の内1番をどうぞ。630円です。

 

歌舞伎座内でも買える

歌舞伎座内でもお弁当を買うことはできます。
歌舞伎ガイド堀越さんのおすすめはこちら。「あまり満腹になってもそのあと眠くなってしまうので、ぱっとつまめておいしいものを選びます。このヘレカツサンドはおいしくて、手軽で手も汚れずにすむのでよく食べるんですよ」とのことです。
歌舞伎座内でも買えるビーフヘレカツサンド

ビーフヘレカツサンド


ガイドは、外で買ってくる時間の余裕があれば外で買ってきます。なぜなら歌舞伎座に入ったら、なるべくその場の雰囲気を楽しんだり、今から始まるお芝居をより楽しむためにパンフレットを眺めたり、ここでしか買えないものを買うためにがんばったり……、つまり歌舞伎座の中でしかできないことに時間を使いたいと思っているからです。

持ち込みのお弁当を食べる場所は、座席か2階ロビーです。 2階ロビーは、日本画などが飾られており、深々と座れるソファがおいてあります。ただし、早めにいかないといっぱいになってしまいますので、やはり座席で食べる方が多いようです。
 
持ち込みのお弁当を食べる場所は、座席か2階ロビー

ロビーで日本画を鑑賞しながら食べることもできる


お食事を楽しむのも歌舞伎のお楽しみのひとつ。ぜひゆっくりと、食も含めた歌舞伎ワールドをお楽しみください。

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