クロアチア/クロアチア基本情報

クロアチアのインターネット・Wi-Fi事情(2ページ目)

旅先でもPCやスマートフォンは手放せないという人は多いですよね。インターネットがあれば、現地での情報収集にも役立ちますし、日本の家族や友人と気軽に連絡を取り合ったり、旅の感動をリアルタイムでフェイスブックなどにアップすることもできます。今回はそんな気になるクロアチアのインターネット、Wi-Fi事情をご紹介します。

小坂井 真美

執筆者:小坂井 真美

クロアチアガイド

ホテルなどの宿泊施設

ホテルの部屋からもWi-Fi利用可能

4つ星、5つ星ホテルであれば、ロビーだけではなく部屋からもWi-Fi利用可能なところが多い

クロアチアでは4つ星、5つ星ホテルあたりであればWi-Fiの環境が整っているところがほとんどです。その多くが無料でWi-Fiを提供しており、ロビーだけでなく部屋からでも利用可能です。またクロアチアでは宿泊施設として、ホテルの他にアパートメントホテルやプライベートルームも人気ですが、これらの宿泊施設も近年は無料でWi-Fiや有線LANを提供しているところが増えてきています。

 

バス・鉄道

長距離バス

今後の無料Wi-Fiサービスの普及に期待したい長距離バス

クロアチアの国内移動では、長距離バスが主な移動手段となりますが、残念ながら現時点で無料Wi-Fiを備えたバスはありません。鉄道も同じく。ですので、移動中もネットに接続できる環境が欲しいという人はデータ通信を可能にする海外用モバイルデータ通信、海外Wi-Fiルーターレンタルサービスがおすすめです。ただ、長距離バスの運営会社は近い将来Wi-Fiを備えたバスの普及を目指しているとのことで、今後便利になってゆくことが期待できそうです。

 

空港

ザグレブ空港

ザグレブ空港では15分間の無料Wi-Fiサービスがある

ザグレブ空港では15分まで無料のWi-Fiサービスが使えます(SSID:Free_Public_WIFI に接続してください)。15分以上利用したい場合は有料で、1時間につき30クーナ(約555円)になります。支払いはクレジットカード決済、あるいは国内・国際線出発ゲート付近にあるお店“Welcome Shop”か“BuyBye Shop”でバウチャー(プリペイカード)を購入します。

また、ドゥブロヴニク空港でもWi-Fiが利用できます。以前までは無料でしたが、最近有料とシステムが変更されました。料金は15分20クーナ(約37円)、30分30クーナ(約555円)、1時間50クーナ(約925円)。ザグレブ空港と同じように、国際線到着ゲートの近くにあるカフェかキオスクでバウチャー(プリペイカード)を購入します。他には、ザグレブ、ドゥブロヴニクどちらの空港でもビジネスクラス以上の人が利用可能なラウンジでは無料Wi-Fiが提供されています。

やはり便利さ、手軽さ、値段を比較すると、日本から自分のスマートフォンやタブレットを持参して街のカフェで無料Wi-Fiを利用するのが一番便利かもしれません。いつでもどこでも気軽にインターネットを利用したいという方は、日本で事前に海外用モバイルデータ通信、海外Wi-Fiルーターレンタルサービスに申し込みをされることをおすすめしますが、そうでなければ街中や宿泊施設の無料WiFiの活用のみでも、あまり不便に感じることなく旅行中インターネットを利用していただけるはずです。インターネットの普及のおかげで、人との繋がりも情報収集もどんどん簡単になるこの時代、旅行中もインターネットを有効に活用して楽しい旅の思いで作りにお役立てください!

※1クーナは2014年1月現在、約18.5円。
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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