文京区の第1種低層住居専用地域に建つ
大規模マンションという希少性
住友不動産が販売する「インペリアルガーデン」は、ガイド自身に購入予算があり、大切に育てたい子どもがいたら、大いに興味を持つであろうマンションです。その第一の理由は、文京区の第1種低層住居専用地域という立地です。文京区は、小日向台、小石川台、白山台、本郷台、関口台といった5つの高台を擁しています。こうした高台を中心に、江戸時代には寺社仏閣や大名屋敷が多く建てられ、今では大名屋敷の跡地が大学関連施設や庭園、住宅街などになっています。つまり、緑豊かで閑静な住宅地が多いのが文京区の特徴です。
また、第1種低層住居専用地域とは、都市計画法で定められた用途地域のひとつで、3階建て以下などの低層住宅のための住環境を保護するための住居系の地域のこと。良好な住環境を確保するため、建物の高さは、10mないしは12m以下に制限されていることが、大きな特徴です。
インペリアルガーデンは、白山台の高台に位置し、第1種低層住居専用地域になるので、周辺にあるのは、低層の住宅や小中学校という住環境です。
販売を担当する塚田豊太郎さんによると、「茗荷谷の駅周辺は文教エリアを形成しており、子どもに悪影響を与えかねないパチンコ店がないなど、子育てに適した環境です」。
第二の理由は、第1種低層住居専用地域でありながら、大規模マンションであることです。第1種低層住居専用地域に建つマンションは、総戸数が50戸未満の小規模マンションであることが多いのですが、以前は保険会社の社宅であった敷地の面積が1万平米を超えるからこそ、総戸数167戸の大規模なマンションが実現したわけです。
大規模マンションであれば、24時間有人管理などの管理面やセキュリティ、プライバシーに配慮した設備などを充実させることも可能です。こうした条件が重なるという意味で、希少性が高いマンションだと紹介したのです。
モデルルームでは住環境や
住棟配置、仕様のグレードなどを確認
まず、マンションギャラリーでは、シアターで映像を見ながら「建物」「立地」「データ」に関する説明がありました。次に、パネルによる立地に関する説明を受けて、マンションの全体模型を見学しました。高さ制限が12メートルなので、1階を地面より少し下げた4階建てのマンションになっています。中庭にある駐車場スペースを囲んで、小石川植物園に面した東棟1棟、南棟1棟、西棟は道路に面した西向き1棟と中庭に面した東向き1棟の計2棟が並び、北側がエントランス(2~3階に住戸もある)になっています。模型で見ると、植物園の樹木が目の前にあることがよく分かります。植物園側の東棟と南向きの南棟は、住戸面積が90~100平米と広めで、2戸に対し1基のエレベータを配した住戸も用意されるなど、プライバシー重視プランとなっており、価格は1億~1億5000万円程度。中廊下で向かい合う西側の2棟は75平米中心で8000万円程度ということです。
次に、モデルルームを見ましょう。植物園に面した東棟の4階という想定です。バルコニーの壁をあえて透明にして、植物園の緑が堪能できるようになっています。キッチンカウンターに自然石を採用するなど、全戸の標準仕様もかなりグレードが高いものでしたので、実際に確かめてみるといいでしょう。
>次ページからは、実際に足を運んで現地について詳しく見ていきましょう。