世界で一番売れているBセグメント
1976年の初代誕生以来、世界中で1500万台以上を販売してきたフォード・フィエスタ。アメリカの調査会社によると、2012年の車名別新車販売台数の6位にランクインするなど、欧州を中心に世界中で愛されているコンパクトカーだ。「ONE Ford」を掲げるフォードでは、兄貴分のフォーカスやSUVのクーガと同様のグローバルカーで、日本には2007年以来の再上陸となる。発売は2月1日から。
約10年ぶりにTVCFも
六本木にあるアークヒルズカフェで1月9日に開催されたプレス発表会では、日本ではじつに10年ぶりくらいにTVCFを打つというから、フィエスタにかけるフォード・ジャパンの気合いが伝わってくる。蛇足になるが、今年の後半にはコンパクトSUVの「Eco Sport(エコスポーツ)」を日本に導入するとアナウンスされた。
2013年は、フォーカスを筆頭にクーガなどのモデルチェンジで、4年連続で販売台数を更新しており、フォード・ジャパンCEOの森田俊生氏は「フィエスタの導入が起爆剤になる」と期待を寄せており、2014年もさらなる躍進となるはずだ。
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