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東京都の子ども医療費助成を比較!2015(3ページ目)

自治体による子育て支援の目玉政策とも言える、子どもの医療費助成制度。今回は東京23区26市5町の助成内容を徹底調査。新年度が始まる前に確認しておきましょう!

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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多摩地域や島しょの子ども医療費助成は都の制度に準拠

遊具で遊んでケガしても大丈夫かな!?

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23区に続いて多摩地域にある26市3町と、伊豆諸島にある大島町、八丈町のマル乳とマル子をみていきましょう。

多摩地域等の小学校就学前のマル乳については、調べた26市5町の全てで健康保険の自己負担分を全額助成することになっています。

小学生や中学生のマル子については、多くの市町が横並びで東京都の内容のまま、入院は自己負担額を全額助成(入院時食事療養標準負担額は除く)し、通院は自己負担額から通院1回につき200円(上限額)を控除した額を助成します。

26市5町で助成内容に違いが表れているのは、日の出町を除けば「所得制限を設けているか」「200円(上限)の一部負担金が必要か」「入院時の食事療養標準負担額も助成の対象にしているか」の3点くらいです。

■子育て支援策が充実している日の出町
日の出町は日本一の福祉の町づくりを目指し、高齢者対策やがん対策とともに、子育て支援にも力を入れています。子どもの医療費助成では、千代田区と同じように、高校3年まで(15歳に達する日の翌日以後の最初の4月1日から18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の医療費を助成しています。詳しくは2012年の調査日ノ出町のHPで確認できます。

■マル乳もマル子も所得制限がない市町は?

武蔵野市 府中市 西東京市 青梅市 福生市 羽村市 日の出町 奥多摩町 の6市2町

小学校就学までのマル乳では、大島町と八丈町以外に所得制限のある市町はありませんが、小学生と中学生が対象のマル子では、上記以外の多くの市町に所得制限があります。

■マル子で一部負担金のない市町は?
武蔵野市 府中市 日の出町 奥多摩町 大島町 八丈町 の2市4町

マル乳は全て自己負担なしですが、マル子ではほとんどの市町で「1回につき医療保険の自己負担額から200円(上限額)を除いた額を助成」としています。武蔵野市と府中市、日の出町、奥多摩町の2市2町は、東京23区のように所得制限がなく一部負担金もない、子育て支援に積極的な内容になっています。

■入院時の食事標準負担額(食事代)も助成する市町は?

国立市 武蔵村山市 八丈町 の2市1町

上記以外では東久留米市が0歳児のみ助成対象にしています。その他の市町は全て助成対象になっていません。

■その他の市町
下記の17市1町は横並びで「マル子の所得制限がある」「マル子で一部負担金(上限額200円)が必要」「入院時の食事標準負担額(食事代)は自己負担」となっています。

八王子市 立川市 三鷹市 昭島市 調布市 町田市 小金井市 日野市 国分寺市 狛江市 東大和市 多摩市 稲城市 小平市 東村山市 清瀬市 あきる野市 瑞穂町

次は、特定の条件を満たすと受けられる医療費助成についてです。
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