司法書士試験に限りませんが、「モチベーション」は試験勉強において非常に重要なものです。みなさんも、これまでの経験でそれは実感されていると思います。高校受験でも大学受験でも構いませんが、本気で合格を目指してある程度の期間の試験勉強をする場合には、モチベーションをコントロールできるかで、合否が変わってきます。司法書士試験においても、細かいことを除けば、「正しい学習方法を採り、モチベーションを高くコントロールできれば合格できる」とさえ言えます。


モチベーション維持は不可能

私は講師をしていますので、受験生の方から「モチベーションはどのように維持すればいいんですか?」と聞かれることがよくあります。また、私は自身が受験生であった時に1日17~20時間程度勉強していたので、「受験生時代、どのようにモチベーションを維持していたんですか?」と聞かれることもあります。
このように聞かれたときは、決まってこうお答えします。

「モチベーションを維持することは不可能だと思って下さい」

普通の人間にはできません。私も、受験生時代に何度も何度もモチベーションが下がり、その度に上げていました。図示すると、以下のようなイメージです。

モチベーションの推移

モチベーションの推移


この図の「上がって下がる」という1つの波は、「1日」ではありません。「1~2時間」です。「絶対に合格してやる!」と意気込んで机に座っても、1~2時間でモチベーションは下がってきます。ただし、「1~2時間」は少し短いです。一発合格者(司法書士試験に1回で合格した方)に聞くと、「3時間程度は持つ」という方が多いです。しかし、それでも「3時間」です。

そんなものです

この「そんなもの」という認識を持つことが非常に重要です。1日に何度もモチベーションが下がるということを理解して頂ければ、「1日に何度もモチベーションを上げないといけない」ということがおわかり頂けると思います。