天気がいいから、外に洗濯物を干していたら…
最初は気にしていた洗濯物の干し方も、一人暮らしに慣れてくると、気を抜きがち
一人暮らしを初めてすぐのころは男性ものの下着を一緒に干したり、下着だけは部屋干ししたりしていたのだけど、油断しました。部屋は二階だったのに、ここまでよじ登って盗る人がいると思うと、ここで暮らすのまで怖くなってきちゃったよ…。
■ポイント
まず女性であれば、下着を外から見える場所に干すのはNG。できれば下着だけでも、外に干すのは避けましょう。また、朝から晩まで洗濯物を干しっぱなしというのも「部屋に誰もいません」ということをアピールしているようなもの。帰宅が遅くなりそうなときは、部屋干しにしておくのが安心です。
一度下着泥棒などに遭ってしまうと、盗まれたことのショックよりも、そこで暮らすのが怖くなり、安心して生活できなくなってしまうという場合もあります。下着泥棒に遭ってから、不安で引っ越しをしたという一人暮らし女性もいます。「誰かが見ているのかもしれない」「狙われているのかもしれない」とビクビクしながら暮らすのは居心地のよくありません。そうならないように、一人暮らしに慣れてきても油断せず、手間であっても安全を優先したいものです。
深夜の駅からの帰り道、誰かがついてきている気がする…
夜道は危険。それは誰もがわかっていること。では、危険が近づいている気がしたら、どうしたらいい?
最初は「たまたま自分が行く方向と一緒なのだろう」と思っていましたが、私がペースを上げると、後ろの足音も早くなります。ゆっくり歩いても、追い越していく気配はありません。もしかして、つけられている? そう思うと怖くなって、脇目もふらず、急ぎ足でまっすぐ家へと向かいました。その後もついてきていたのかどうかわからないのですが、とても怖かったです。
■ポイント
夜道で「誰かにつけられている?」と思ったとき、できるだけ早く家に帰った方がいいように思うかもしれませんが、自宅の場所まで知られてしまうのはかえって危険な場合もあります。できるだけ街灯や人通りの多い道を選んで帰るようにするのは当然ですが、危険を感じたら、慌てて帰るより別の道を通って駅や交番のある方へ向かったり、深夜まで営業しているコンビニやスーパーなどにいったん入ったり、タクシーがつかまるようであれば乗ってしまうなど、自宅までつけられることのないよう気をつけましょう。
また、自宅まで辿り着いても、エレベーターや玄関ではもたもたしないこと。ほっとして気が抜けてしまいがちですが、エレベーターに乗りこまれて襲われたり、玄関でカギを開けた瞬間に部屋に押し込まれたりといったケースはよくあります。エレベーターに乗るときには周囲をよく確認し、自分の部屋とは違う階を押して、あとは階段で移動すると部屋が特定されにくくなります。玄関前ですぐに鍵を取り出せるように準備をしておき、部屋に入ったら、すぐに施錠。そのあとで鞄を置いたり、靴を脱いだりしましょう。