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メルセデス・ベンツの現行Eクラスが約480万円安い!(2ページ目)

名車の誉れ高いメルセデス・ベンツW124の血統を受け継ぐEクラス。いつの時代でもこのクラスのセダンの規範ともなる同車の現行型が、かなりおトクになってきました。中身を考えたらかなりおいしいEクラスの中古車、その魅力を見ていきましょう。

籠島 康弘

執筆者:籠島 康弘

中古車ガイド

ディーゼルモデルも約500万円値落ち車から見つかる

2009年5月に登場したEクラス。その際のラインナップはV6の3Lエンジンを搭載したE300とE300アバンギャルド、V6の3.5Lを搭載したE350アバンギャルドです。
メルセデス・ベンツEクラスundefinedインパネ

HDDナビ&テレビ、携帯電話ハンズ フリー機能等を統合したCOMANDシステムを標準装備。iPhone等を繋げるメディアインターフェースもついています。シフトレバーはステアリングの根元にあり、パドルシフトでギアを選ぶこともできます

ミッションはいずれも7速AT。先述のように2013年のビッグマイナーチェンジで最先端の安全装備が追加されたとはいえ、2009年のデビュー時においても、Eクラスはメルセデスの顔として、十分な安全装備を備えていました。

例えば歩行者との衝突を感知した際は瞬時にボンネットが約50mm持ち上がり、歩行者が受ける衝撃を和らげるアクティブボンネットは、全車標準装備。

またドライバーの疲労や眠気を感知すると注意を即すアテンションアシストや、対向車等を感知すると瞬時にロービームになるなどヘッドライトの照射範囲を自動的に調整してくれるアダプティブハイビームアシストも全車標準装備です。

そのほかにも車線を逸脱すると注意を促すレーンキーピングアシストや、夜間走行時に安心なナイトビューアシストプラスなども用意されていました。このように、2013年のビックマイナーチェンジを受ける前から、既に高い安全性を確保しているのです。
メルセデス・ベンツEクラスundefinedシート

前席はランバーサポート付きの電動パワーシートを標準装備。E300とE350のアバンギャルドは本革シートが標準となります。12V電源ソケットはグローブボックス内のほかに後席にも用意されています

もちろん乗り心地も、いわゆるメルセデス・ライド。路面の凹凸で乗員が不快な思いをすることがなく、かつハンドリングはリニアでドライバーに気苦労がないため、特に長距離では無敵ではないかと思われる、あの乗り味です。

とはいえ、ただ伝統の乗り味を確保するのではなく、2009年のフルモデルチェンジを機に走行状況に応じて減衰力を自動調整するダイレクトコントロールサスペンションを採用するなど、さまざまな新機能を搭載しています。こうして伝統はさらに進化をし続けます。

2010年には2Lガソリンエンジンなみの低燃費で5Lガソリンエンジンクラスの力強い動力性能を発揮する、ディーゼルモデル「E350 BlueTEC」も投入されました。

こちらの最安値は原稿執筆時点で298万円。2010年式で4.7万km、修復歴なし。新車時価格798万円から約500万円も安く購入できます。

ディーゼルモデルの先代にあたるE320CDIは、当時希少なディーゼルモデルということもあってなかなか値落ちしなかったのですが、それと比べるともはやディーゼルだからという希少性は下がったようで、こちらも安く買えます。

個人的にはこちらを狙いたいですね。価格の安い軽油でしかもガソリン車に比べて低燃費ですからランニングコストを抑えられます。そのくせ、パワフルですからね。

ちょうどこの年末年始に長距離ドライブを経験されたという方も多いのではないでしょうか。そんな時、もしもEクラスだったら……。次の帰省の折にはEクラスで楽に帰るだけでなく、田舎のご両親に「ウチの子どもも立派に育ったもんだ」と安心させてあげるのも悪くはないのではないでしょうか。

このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。

【関連リンク】 カーセンサー
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