最近また人気が出はじめているようだ。特にA5サイズといったちょっと大きなサイズが売れはじめているらしい。タップリと書けるということで、ノートとして使っている人が多いという。
そんな中、かゆいところに手が届くA5サイズの手帳バインダーが登場した。スライド手帳の「HIRATAINDER」。
あたぼう スライド手帳 「HIRATAINDER」 オレンジ・ブラックの色。各1万円+Tax。
同ブランドでは、これまでこうした手帳リフィルを中心に展開してきたが、バインダーも手がけることになった。今回もないなら作ってしまえ!とばかりに開発に踏み切っている。
たっぷりと書き込めるA5サイズ
ちょっと味わったことのないフラットさ
どこが平たいかと言うと、バインダーを広げた状態。広げると、このようにまさに机にベタッと張り付いたような感じになる
つまり、リフィルをセットして書く時に斜めになった紙面にペンを走らせることなる。ここをできるだけフラットにしようと試みたのが「HIRATAINDER」だ。
このフラットさを実現させているのが、バインダーが固定されている背の作り込み。表紙、裏表紙と背が違うパーツで作られている。表紙はハードな厚めの作りになっているのに対し、背は薄く仕上げられている。しかも、この背の部分にはしなやかさがあり、これによりバインダーを広げた時のフラットさを生み出している。
リングを固定している背だけ薄い仕上げ
バインダーの表紙はドイツ製のリサイクルレザーを使用。本革とは違うサラサラとした質感がある。
リフィルをセットしたところ
リング近くは、どうしてもやや膨らみはでてしまう
フラットさをより味わうための配慮
このバインダーの内側には、システム手帳でよく見かけるポケット類がひとつもない。もっと言えば、ペンホルダーすらない。内側にはポケットもないフラット仕様。リングは18mm直径と小さめになっている。
こうしたそぎ落とした作り込みにより、バインダー自体は220gと軽量。システム手帳というと、重々しいイメージがあるが、これなら気軽に使えそうだ。まさに、ノート感覚で使うのに適していると思う。
フラットに近い紙面の方が、思考の邪魔がなくていい
■ 関連リンク
*スライド手帳 HIRATAINDER