節約情報に振り回されないこと
世の中には、節約情報があふれています。「テレビでこういう方法を紹介していた」と始めてみるものの、数週間後には「やっぱり続かなかった」と、ダイエットにおいてもよく聞くような台詞を、何度も口にしている人がいます。また、概してそういった情報は主婦や家族暮らし向けのものが多く、一人暮らしでは効果が得にくいことも。そういった効果の低い節約をして失敗しないためには、まず自分の生活とお金の流れを把握することが必要です。自分の生活で節約できる費用は何か、無駄は何かを把握できれば、最も楽で効果の出る方法が見つけやすくなります。
お金の流れを把握しよう
お金の流れを把握するのが節約の第一歩。できれば家計簿を3ヶ月つけてみて
ノート、市販の家計簿、家計簿ソフト、ネット家計簿など……、いろいろな方法がありますが、自分の一番やりやすいもので構いません。費用科目も大雑把でかまいません。家賃や新聞、保険料など、毎月変動のないお金は記入しなくてもかまいません。また、きちんと合わせることが目的ではないので、多少の誤差は気にせず、毎月どの費用が大体いくらくらい支払われているのかを知ることができればOKです。
できれば3ヶ月続けられると◎。家計簿をつけていると、使ったときは無意識でも、改めて振り返ることになるので、無駄の多い費用が自然とわかってきます。それがわかれば、あとは簡単。家計簿をつけ続けなくても、その費用を重点的に減らすように心がければ、節約につながるというわけです。